第5話 少女、孫と話す ページ11
あまり2人の仲を詮索しないことにした俺は1つ聞いてみることにした。
本当は帰り道を聞こうと思ったがここは人気がいないし聞きたいこともあったからな。
そう思いいつまでも赤くなっている2人を見つめながら声をかける。
凛桜「ところで孫らよ」
リクオ「えっ!あっ!はい!?」
急に話しかけたからなのかビクリと肩を震わせ驚いた様子のリクオ。
……何故、そんなに驚く?
まぁ、いいか。
リクオ「(…なんか凛桜さんの前だと緊張するな…)」
凛桜「ところで孫らよ」
リクオ「(あ、2回目…)」
凛桜「お前さんたち、昼餉はすんだのかい?」
つらら/リクオ「「……え?」」
気になっていたことを聞くと何故かぽかんと拍子抜けしたような2人。
はて?
凛桜「…なんだ?聞こえなかったか?昼餉はすんだのかと聞いているのだ」
リクオ「いえ、まだですけど…」
凛桜「…雪女は?」
つらら「わっ…私もまだです!!」
ふむ。
凛桜「なら一緒に食べないか?」
つらら/リクオ「「………え?」」
学び舎で学ぶ子どもたちはみんなで食を共にすると昔聞いたことがあるからな。
俺もやってみようではないか。
そう思い発した言葉だったが何故か2人はささっと後ろを向きコソコソと何かを話し合う。
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短いですが次行きます。
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ヒエ(プロフ) - 続きを下さい! (2022年8月7日 19時) (レス) @page14 id: b7b4b6a723 (このIDを非表示/違反報告)
ラキア - 面白かったです!!続きはないんですか?? (2022年3月4日 21時) (レス) @page14 id: 419133df1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夕月 | 作成日時:2020年11月11日 0時