検索窓
今日:36 hit、昨日:282 hit、合計:466,503 hit

第206話 ページ17

長かったぁぁ〜……

かれこれ丸一日くらい、何かしら話し合っていた気がする…


「みんな、長い会議お疲れ様」


今は私もリムルも気を緩め、ゆったりタイムだ。

リムルはスライムの姿に戻ってシュナの膝の上だ。

私はグリフォンの姿のアクトにもたれて座り、ヴェルが淹れてくれたお茶をすする。

モフモフだし温かいしほんとに天国…寝そう…


「明日からも大変だと思うが、よろしく頼む。
…って!A!寝るなー!」

『無理…アクトが気持ちよすぎる…』

「あ、主、お茶零さないでくださいよ…?」

『努力はするよ…スゥ…』

「主ー!!」


駄目だ、睡魔が…


「A!まだ話すことあるんだから!」

『っ、起きてる起きてる』

「いや寝てたよな」

『起きてたよ、うん』

「まったく…
それよりも、クレイマンの居場所、分からないものかな…」

『それさえ分かれば空間転移で直接殴り込めるのにね』


そうすれば面倒なことをせずに秒で終わらせられるんだけどな。

ま、そう上手くはいかないか。


「クレイマンはワルプルギスに参加するのでは?
入れ違いになりそうです」

「あぁ、確かに…」

「はい!」

「シオン!」


勢いよく挙手したシオンをリムルが指す。


「こちらがワルプルギスに乗り込んで、クレイマンと文句のある魔王たちを全て切り捨ててしまうのはどうでしょう!?」

『クレイマンだけならまだしも、ほかの魔王とまで揉めたくはないかな』


絶対に敵に回したくないのも何人かいるし。


「そ、そうですか…」


シオンの目がキラキラと輝いていたものから、一気に捨てられた子犬のようになる。


『だ、だけど、乗り込むってのはいいかもねっ!』

「なるほど…なぁラミリス、俺たちも参加できるか?」

「うぇ、ワルプルギスに?」


マンガに集中していたラミリスが素っ頓狂な声を出す。


「こっちからクレイマンに会いに行ってみるのも面白いかなって思ってさ。
さすがに向こうも動揺するだろ?」

「うーん…多分大丈夫だと思うけど、でもね、付き添いは2人までだよ?
昔色々問題があったから、そう決まったの」


2人まで、か。

ギィはいつもミザリーとレインを連れて行ってたっけ。

一度私も誘われたけど、配下じゃないからって断ってたっけな。









【こんなに早くに星が赤くなるなんて…!

本当にありがとうございます!!】

第207話→←第205話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (406 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
773人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぬこ(プロフ) - ラアヤさん» ほんとだ、すぐに直しますね! このままじゃとんでもない意味になってしまいますね…笑 ご指摘ありがとうございます! (2022年5月19日 0時) (レス) id: 408e3ef2ce (このIDを非表示/違反報告)
ラアヤ - 206話のクレイマンに、愛に、になっています。会いにでは、ないでしょうか? (2022年5月7日 1時) (レス) @page17 id: f2444fe42b (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ(プロフ) - ツバメさん» リクありがとうございます! 以前提案いただき、ワルプルギスにヴェルザードは参加させるつもりです。もう少し、お待ちください…! (2021年11月19日 21時) (レス) id: 408e3ef2ce (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 別空間に在るワルプルギスの会場からウェルザードがヴェルドラの気配を察知して呼ばれて来るのでは無く自分でも来そうな気がしますが別空間ですしでも魔王と夢主.リムル.ヴェルドラ.ウェルザードを合わせて自己紹介プラス色んな話を聞きたいです? (2021年11月18日 23時) (レス) id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - ちょっとした難しいリクエストになってしまうのですがクレイマンとの決着後まだ少しワルプルが続くと思うのですがその際ギィがヴェルドラの事をウェルザードに伝えて会場にウェルザードとヴェルドラが揃って魔王中に彼等を入れる事は難しいですか? (2021年11月18日 23時) (レス) @page8 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぬこ | 作成日時:2021年10月10日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。