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第186話 ページ45

『うん。前から精霊にはちょっと興味があってさ。駄目かな?』

「えー、どうしよっかなぁー?」

『いやぁ、かの有名な魔王であり精霊女王のラミリスにせっかく会えたんだから、ぜひ!と思ったんだけどなぁ…
駄目なら仕方ないかぁ…』

「あんた、見る目あるじゃない!
そうよ、アタシは魔王でもあり精霊女王なの!
良いわよ、少しくらい!」

『ほんと!?嬉しい!ありがとう!』


…チョロいな。


こうして私はラミリスを分析(彼女が許してくれた範囲で)し、無事精霊召喚も使えるようになった。


「おまたせーリムルー!」

『ごめんね、突然。』

「いや、良いけどさ。どうかしたのか?」

「Aがアタシを見込んで頼ってきたのさ!
いやぁ、人気者は困っちゃうなー!」

「…って言ってるけど?」

『あぁ、まぁあながち間違ってないし、そういうことで。』

「ふぅん。まぁ、仲良いなら大丈夫か。
ところでラミリス、今日は一体どうしたんだ?」

「あっ!」


おいおい、忘れてたな、こいつ。


「話は聞かせてもらったわ!
この国、テンペストは…滅亡する!!」

「「「な、なんだってー!?」」」


滅亡…?
何を今更…ファルムスの軍は滅ぼしたし、西側諸国も西方聖教会もヴェルドラが居れば大丈夫じゃ…


その時、

ガシッ


おいディアブロ、それ一応魔王だよ?


「ちょっと、何するのー!
うぎぎ、アタシの全魔力をもってしても逃げ出せないぃ!」

「リムル様、このふざけた羽虫にどのような処分を下しましょう。」

「何よ何なのよ!
こ、こいつ、只者じゃないわね!」

まぁ只者じゃないのは当たりだけど…気づかんのか?

ギィに聞いた話じゃ最古の魔王の一柱(ひとり)…ギィとの付き合いも長いはずなんだが…


「あのぅ、Aどの、リムルどの…その妖精は…?
Aどのは先ほど魔王、と…」

「あぁ、ラミリスっていう知り合いで…」

『あんななりだけど、一応魔王なんだよね…』

「は、魔王…」

「これでもアタシはね!十大魔王中最強と恐れられてるんだからね!」


いや、最強はギィだわ。これは譲らん。

口にはしないけど。


「へぇ…」

「ちょっとあんた、もっと驚きなさいよ!
迷宮妖精のラミリスとはアタシのことなんだけど!
なんでそんなあっさりとした反応なわけ?」

「いや、その、暴風竜の復活で驚きすぎて…もう驚き疲れたというかなんというか…」


フューズのその言葉にみんなは頷く。

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諒輔 - ママさん» 何何お前は黙っとけよ (1月21日 19時) (レス) id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんと主人公のイラストを描いて下さい (2023年1月12日 19時) (レス) @page27 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんとしたイラスト描いてくださいわかりにくい (2023年1月12日 19時) (レス) @page26 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - イラストをちゃんと描いてください (2023年1月11日 18時) (レス) @page1 id: afb3d45f28 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ギィ出てこーーーい!!! (2022年8月20日 16時) (レス) id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬこ | 作成日時:2021年9月26日 10時

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