第158話 ページ16
〜リムルside〜
各部隊が四方のクリスタルを破壊している頃、俺は連合軍を上空から見下ろしていた。
「(リムル様、街の四方の魔法装置を破壊しました。)」
「(分かった。街へ戻って、警戒を続けてくれ。)」
「(はっ。)」
ベニマルからの思念伝達、それが俺への合図となった。
さて、どうだ大賢者
《告。魔法術式の計算完了。いつでも発動可能です。》
準備は整った。
せめて、俺の進化の役に立てることを光栄に思うがいい。
《魔法不能領域、設置完了。敵軍は魔法の使用が不可能となりました。》
誰一人、逃がさない。
死ね。神の怒りに焼き貫かれて。
《告。死者、四千二百十四。四千八百三。五千五百七十五。》
大賢者が死者を数えているが、俺の耳には入らない。
それにしても、奴らは何が起きたのかすら分からんだろうな。
神之怒は大賢者が作ったオリジナルの魔法。
水の精霊と太陽光を利用しているから、魔法不能領域の影響も受けない。
まぁ、知識のないこの世界の人間が、仕組みに気づけるわけもないということだ。
俺はこの軍の代表がいるであろう、中心の最も豪華なテントへと降りた。
そこには1人の日本人らしき青年。なんだ、この違和感は…まぁ、大した問題ではないな。
「魔物の国の主…なのか…？」
「その顔立ちは日本人だな。街を襲撃した異世界人か？」
「側だけな。中身は違う。」
違和感の正体はそれか。関係ないが。
「ふぅん。ま、敵には違いないな。」
俺は神之怒で眉間を撃ち抜く。
やつはそのまま倒れ込んだ。
「ひえぇあ"あぁぁ！そんな、ラーゼンまでもぉ…！」
テントの中で縮こまっているあいつが国王か？いや、影武者の可能性が高いな。
そんなことを考えている間にも、着々と連合軍は減っている。
容赦？そんなもん要らんだろう。
《確認しました。ユニークスキル、『
心無者？なんだそりゃ
大賢者が答える前に、あの王様みたいなのが話しかけてきた。
「き、貴様が魔物の国の主だな！？
余はエドマリス。ファルムス王国の王である！伏して控えよ！貴様に話があるのだ！」
「はぁ…影武者かなんかか？安心しろ。本物には手を出さないでおいてやるから。」
「影武者などではありませぬぞ！」
俺がトドメをさそうとしたとき、隣で同じく縮こまっていた神父のような格好をしたデブが声を上げた。
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諒輔 - ママさん» 何何お前は黙っとけよ (1月21日 19時) (
レス) id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんと主人公のイラストを描いて下さい (2023年1月12日 19時) (レス) @page27 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - ちゃんとしたイラスト描いてくださいわかりにくい (2023年1月12日 19時) (レス) @page26 id: cc99fe2694 (このIDを非表示/違反報告)
ママ - イラストをちゃんと描いてください (2023年1月11日 18時) (レス) @page1 id: afb3d45f28 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ギィ出てこーーーい！！！ (2022年8月20日 16時) (レス) id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月26日 10時
