初恋は白王子 Ⅲ (ページ22)

今日:32 hit、昨日:7 hit、合計:94,627 hit

・ページ22

.

河野)「瑠姫！どういうことや！」

白岩)「声でかいって」

與那城)「あれ、Aちゃんは？」

川尻)「ごめんね、止めたんだけどさ」

白岩)「まだ1分経ってないっすよね」

ジャージを履いてリビングへ戻ればテンション高めの純喜くんに絡まれる

河野)「2人ともいつからそういう関係になったん？」

『そういう関係？』

白岩)「なってないから」

與那城)「あれ、違うの？」

白岩)「奨くんまでやめてくださいよ」

河野)「じゃあAはなんでここにおるん？」

白岩)「こいつがびしょ濡れで傘貸せって言うからとりあえず風呂に入らせただけ」

川尻)「え、この雨の中傘もささないで何やってたの？」

『あー、ちょっと事務所の先輩とご飯に行ってまして...』

さっきまでの経緯を伝えると川尻さんに"お疲れ"と肩を叩かれた

『逆に皆さんはどうしたんですか？』

與那城)「俺らは瑠姫の家でゲームやる約束してたから色々持ってきたんだよ」

"ほら"と言って見せられたのは有名なゲームのソフトたち

白岩)「ちょっと俺、A送ってくるんで」

河野)「いいやん！一緒にやろうや！」

白岩)「明日オフなの俺らだけだから」

『え、やろうよ』

白岩)「仕事じゃないの？」

『そうだけど大丈夫だよ』

白岩)「何時から？」

『10時』

白岩)「いや何が大丈夫なの？」

『ちょっとだけ！』

河野)「ちょっとくらいいいやん！」

白岩)「絶対ちょっとで終わらないからダメ」

『ほんとにちょっと！』

熱烈な抗議の結果、充電が終わるまでという約束でゲームをやることになった

.