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乱数Side
ある大手企業から、今度のファッションショーの服を作ってほしいとの依頼で、何日か家に籠もっていたが、何も思いつかずに気分転換で外に出たのが数十分前
「あっ、乱数くんだ〜!」
「最近見なかったから心配したよ〜」
『こんにちは!おねぇさんたち!ちょっとお仕事で忙しくてさ〜♪』
道行く人たちに声をかけられた、面倒だな〜☆と思いながらと返していく
今回の依頼でモデルもコチラで決めさせてもらうという条件で承諾したが、服もモデルも上手く決まらず少しイライラして飴をガリッと噛んでしまう
フラフラと歩いていると、目に止まるモノがあった。ゲンタローのいきつけの喫茶店だ。なんとなく入って見ると、一際目を引く人物が優雅に本を読んでいた
一目見て感じた。この人だと……一目惚れだった。直ぐ様、そこの席にしてほしいと言って、座るが本に集中してるのか全く気づかない
美しい青色の髪にスカイブルーの瞳。少し近寄りがたい雰囲気だと思えば、本におもしろい部分があったのか、花が咲いたように微笑んだり……まるで妖精のようだった
今回のテーマは妖精をモチーフにエキゾチックな感じにしたいとのことだったので、この人にぴったりだと思った
数十分後くらい待つと、やっと本から顔を上げたので話しかけた。さっき気づいたのだが読んでた本は幻太郎の書いたモノだった
「随分と熱心にゲンタローの本を読んでるね!お兄さん、ファンなの?」
『申し訳ございません。何方でしょうか…?貴方に見覚えがないのですが…』
「あっ、急に話しかけちゃってごめんね〜!僕は飴村乱数だよ☆乱数ってよんでね!」
『飴村さん。ここのディビジョンリーダーの………して、そんな方が僕に何用でしょうか?』
自分のことを知らない…という相手の発言に驚きつつも、いつもオネエさんやPOSSEたちにしてる通りに接する
そして、コテンっと首を傾げる様が、男なのになんとも愛らしい。これは、天然タラシ系の人間だな〜と思いつつも、なぜかないはずの心臓がなってるような気分になる
to be continue
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ねるねるねるね(プロフ) - ありがとうございます!実際の友達と協力してつくっているので友達も喜ぶと思います!少しづつですが、頑張っていきたいと思っています! (2020年11月13日 15時) (レス) id: af133de1e7 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ☆ - はじめまして! どちらも好きなゲームなので、この小説を見つけたときはすごく嬉しかったです!更新頑張ってください! (2020年11月12日 21時) (レス) id: 1ae8761296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねるねるねるね x他1人 | 作成日時:2020年11月8日 13時