見れない ページ39
智「今日朝会ってからしてたため息の数。」
「えっ俺そんなにしてた！？てか数えてたの！？」
潤「俺も気になってた。」
松潤まで。
まじかよ、そんなにしてたんだ、無意識って怖い。
周りの人不快な気持ちになったよな、反省しないと。
智「なんか疲れてたし、ため息なんて翔くんめったにしないから。」
智くん、俺のことよく見てるな。
でも、何て言うべき？
二宮のこと言ったら、どこかで噂が広まってしまうかもしれないし。
智くんのことは信じてるけど。
誰かが聞いてしまう可能性もある。
ここは職員室だし、他の先生方もいる。
とりあえず、悩みがあるということは言っておこうか。
「実は、ちょっと悩んでてさ…」
智「悩み？」
「うん、ここじゃ、言えないけど…」
そう言うと、智くんは考える。
智「そっか…昨日様子が少し変だったから、放課後、何かあったんだね。」
えっ！？
思わず目を見開く。
智くんはエスパーかなにか！？
「なっなんでそこまでわかるの！？」
智「そりゃわかるよ、翔ちゃんほどわかりやすい人いない。ねっ松潤？」
潤「それね。翔くんは隠し事下手だよね。」
恐るべし大野智。
松潤も鋭い…
智「ま、翔くんが話してくれるなら放課後にでも聞くからさ。」
潤「俺も何か役に立てるなら！」
智くん、松潤…
この2人になら話しても大丈夫かな。
「ありがとう2人とも。」
そろそろ時間だ。
行かなきゃ。
他の先生方が出ていくのに続き、俺も椅子から立ち上がり、職員室を出た。
C組で智くんと別れ、B組のドアを開ける。
ガラッ
生徒「あっせんせーおはよーございますー」
「おはよー、皆席に着いてー」
二宮を見ないように教卓に行き、名簿を開き出席確認。
休んでる人はいないかな…と1番から順に見ていく。
あんなに見ないようにしてたのに、25番のところで二宮とつい目が合ってしまった。
やばっ。
瞬間で目をそらした。
……やっちゃった、傷つけたかな…
気になったがそれ以上二宮の方を見ることはできなかった。
「放課後、放送委員会は仕事あるから放送室に集合するの忘れるなよー。はい、じゃー号令。」
委員長「きりーつ！」
ガタガタッ一斉に皆が立ち、椅子の音が響き渡る。
委員長「きをつけー、礼！」
全員「ありがとーございましたー」
HRが終わった。
俺は逃げるように外へ出た。
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ひまわり(プロフ) - 櫻華さん» 初めまして！櫻華さん、わざわざコメントありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります！ (2020年2月5日 0時) (
レス) id: bc8eab0033 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 初めまして、櫻華といいます。先生しょさんに押せ押せの生徒にのちゃん。2人ともとても可愛くて応援してます！これからも更新楽しみにしています。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b5fa34e7ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年9月11日 23時
