告白。 ページ32
昼休み終了後。
翔くんが戻ってきた。
智「あ、翔ちゃんおかえり。」
翔「ただいま〜」
「二宮との昼ご飯、どうだった？」
翔「もうめちゃめちゃおいしかったよ！！すごいよなぁ二宮って。」
俺、仕事頼まれてるから行ってくるね、そう言って行ってしまった。
智「…相変わらず鈍感だよな。俺ら全員気づいてんのに。」
「ね。笑 しかも感想が楽しかったとかじゃなくておいしかったっていう笑」
智「翔くん食べるの大好きだから笑」
――――――――――――――――――――――――
ニノside
あれから1週間。
ついに告白する日がやってきた。
朝からずっと、ドキドキしっぱなし。
ご飯もあんまり食べられなかった。
雅「ニノ、いよいよだね。」
「…うん。」
雅「そんな緊張してるとこ、初めて見た笑 どんなときも平然としてるニノが。」
「うるせーよ。」
がしっ
相葉くんは俺の肩をしっかりとつかみ、言った。
雅「大丈夫！ニノの本気の想いは絶対に先生に伝わるよ！！」
その手の力と言葉が俺の緊張を和らげてくれた気がした。
「…ありがと。頑張る。」
雅「終わったら俺んち来てね！待ってるから！」
恋を応援してくれる友達がいるってこんなにも心強いんだなぁ。
相葉くんには色々助けられてきた。
「…櫻井先生が好きって気付けたのも、告白するって決心できたのも相葉くんのおかげだよ。応援してくれてありがとう。」
雅「え、嬉しいこと言ってくれるじゃん〜笑 相葉ちゃん大活躍だったでしょ？」
「じゃあ俺行くわ」
雅「ちょっと！もうちょい余韻に浸らせてよ！！」
――――――――――――――――――――――――
コンコンコン、ガラッ
英語科準備室に行き、扉を開ける。
「失礼します、1年B組の二宮和也です。櫻井先生いらっしゃいますか？」
翔「はい〜じゃあ補習しよっか。」
「はい、お願いします。」
補習じゃなくて、告白するんだけど。
教室に移動する。
先生が適当な席に座ったので俺は隣に座った。
翔「机、くっつけたほうがいいよね。」
そう言って、櫻井先生は机ごと俺に近づいた。
え、やばい。
まさか先生の隣の席に座れるなんて。
しかも机くっつけてるから近いっていう…
こんなシチュエーションなかなかないぞ。
補習最高じゃん。
先生が教室の席に座ってるって新鮮。
てか先生の横顔かっこいい〜って、落ち着け、俺。
翔「始めよっか。」
「はい。」
ちゃんと想いを伝えるんだ。
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ひまわり(プロフ) - 櫻華さん» 初めまして！櫻華さん、わざわざコメントありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります！ (2020年2月5日 0時) (
レス) id: bc8eab0033 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 初めまして、櫻華といいます。先生しょさんに押せ押せの生徒にのちゃん。2人ともとても可愛くて応援してます！これからも更新楽しみにしています。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b5fa34e7ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年9月11日 23時
