悩み ページ28
雅「ニノ、おかえり。2人きりのランチタイムはどうだった？？」
興味津々に聞いてくる相葉くん。
あれから何気ない会話をして昼休みはすぐに終わってしまった。
「…俺じゃ櫻井先生の１番にはなれないなって思ったよ。」
雅「え、なんで？」
「櫻井先生には大野先生ってゆー親友がいるもん。」
そう言うと、相葉くんは目を丸くした。
雅「それは別に良くない？」
「え？」
雅「だって、櫻井先生にとって大ちゃん先生は親友でしょ。ニノがなりたいのは櫻井先生の親友じゃなくて恋人じゃないの？」
「確かに、そうだけど…」
男同士で想いが通じ合うなんて難しすぎるよ。
男女の恋愛でもうまくいかないことがあるのに。
恋なんてしなきゃこんなに苦しい思いしないで済んだのにな、友達で満足できればな。
ぐるぐると悩んでしまう。
雅「…ニノは、告白しようと思わないの？」
「告白…」
告白。
つまり、櫻井先生に恋愛感情として好きだと伝えることだ。
相手が男じゃなかったら伝えられたと思うけど同性だとこんなこと言いづらいよ。
「したいけど、嫌われたくないから…」
雅「ニノの言っていることもわかるけどさ。友達じゃ嫌なら、告白しないとなんも始まらないよ。俺も、告白しないで後悔したことあるから。それに、先生はそんなことでニノを嫌ったりしないと思うよ。」
「・・・」
相葉くんの言う通りだ。
先生の恋人になりたいのなら、好きだと伝えるほかない。
でも、でも、怖いんだ。
雅「まぁ、出会ってまだ１か月だし、焦らなくていいと思うけどね。ゆっくり考えるのが良いよ！俺は彼女ができたこともないし、頼りないと思うけど、いつでも相談して笑」
「…ありがと。ちょっと考えてみる。」
相葉くんのおかげで心が少し落ち着いた。
午後はバスケ部の相葉くんが大活躍し、B組はどの競技でも好成績を収めた。
こうして、クラスの仲も深まり、球技大会は無事終了した。
俺の悩みは続いているけど。
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ひまわり(プロフ) - 櫻華さん» 初めまして！櫻華さん、わざわざコメントありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります！ (2020年2月5日 0時) (
レス) id: bc8eab0033 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 初めまして、櫻華といいます。先生しょさんに押せ押せの生徒にのちゃん。2人ともとても可愛くて応援してます！これからも更新楽しみにしています。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b5fa34e7ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年9月11日 23時
