朝の教室で。３ ページ11
嫉妬。
今までそんなに感じてこなかった感情なのに。
それに嫉妬って仲いい友達が他の人と仲良くしてるとするものじゃないの？
俺先生に会ったの昨日が初めてだし、仲良くもなってないのに。
「友達じゃなくても嫉妬ってするもんなの？」
雅「するよ〜大事な人だったり、好きな人だったりしたらする。」
そうなのか・・・
俺にとって櫻井先生は大事なのかな。
一目見ただけで仲良くなりたいって思う時点で変だし、俺の中で先生の存在は大きくなっているのかもしれない。
実際話してみてもっと色々な話がしたいと思った。
雅「教室戻ろ！先生取られちゃうよ。」
階段から足音が聞こえてきた。
先生は教室に一人。他のやつらに取られたくない。
「うん。」
俺らは教室に戻った。
先生は黒板に日程を書いているところだった。
翔「あ、戻ってきたんだ。」
「はい、急に出てすみません。」
翔「大丈夫だよ、二人は友達同士なの？」
書きながら先生は聞く。
「そうですね、幼稚園から一緒です。」
翔「へ〜！長いんだね。」
雅「そうなんですよ〜ニノとはずっと一緒のクラスです。」
翔「すごいじゃん。いいね、楽しそう。」
「新鮮さはないですけどね笑」
翔「確かにね笑 でも不安が少なそう。」
雅「俺は勉強についていけるか不安です〜笑」
「相葉くんスポーツ推薦で入ったからバカなんですよ。」
雅「ちょっと！バカって言わない！！」
翔「ははは笑 英語だったら教えられるからわからなかったら聞いて。」
雅「ありがとうございますっ」
翔「よし、終わった。」
先生は日程を書き終えたようだ。
翔「ごめん、これから会議があるから行くね。」
雅「はーい！」
「忙しいのにありがとうございます！」
相葉くんに負けじと「！」をつけて話す。
翔「全然！話せてよかった。あ、二宮、」
先生が俺を見る。ドキッ。高鳴る鼓動。
翔「俺も二宮と仲良くなりたいな。」
「え、」
笑顔でそう言うと入ってきた生徒に挨拶しながら出て行ってしまった。
雅「ニノ、良かったじゃ・・・って顔ちょっと赤くない！？」
嬉しい。ドキドキが止まらない。顔が熱い。
・・・ほんと、この言葉に表せない気持ちはなんなんだろう。
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ひまわり(プロフ) - 櫻華さん» 初めまして！櫻華さん、わざわざコメントありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります！ (2020年2月5日 0時) (
レス) id: bc8eab0033 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 初めまして、櫻華といいます。先生しょさんに押せ押せの生徒にのちゃん。2人ともとても可愛くて応援してます！これからも更新楽しみにしています。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b5fa34e7ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年9月11日 23時
