story2 * yuto.n ページ2
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___「へえ、彼女は曜日変えてまで担当するけど俺のことは放っぽるんですね」
「ちょ！声でかい！」
優斗先生の方がよっぽどうるさいです、と迷惑そうに言うと、
ホントにごめんって！と顔の前で手を合わせてぺこぺことし始める。
……まぁ、一、二ヶ月優斗先生じゃなくなるくらい別にいいけど。
「新しい担当の先生なんだけど……」
ちょっと待ってて、と席を立つ優斗先生。
ブースの外へ消えていく背中をボーッと見る。
誰だろう？見たことある人？と考えていると、すぐに女の人を連れて、帰ってきた。
「お待たせ！えっと、この子が那須の新しい担当の、春瀬Aちゃんです」
『は、はは春瀬、A、です。よ、よろしくお願いします』
あまり派手ではないけれど、茶色く染められたセミロングの髪の毛、
大きな目に、すっと通った鼻筋に、形の良い唇、
容姿はかなり良い、綺麗よりか可愛い系。
明らかに見て取れる緊張、
深く頭を下げた時にスーツのポケットからマーカーがバタバタと落ちていく。
……この人で、大丈夫？
失礼ながら、そんな疑問が頭の上に浮かんだ。
「那須雄登です、……よろしくお願いしますね、春瀬先生」
手を差し出すと、遠慮がちに小さな手のひらで握られる。
若干涙目で俺の表情を窺うように見て、
不安げに瞳を揺らし、唇を噛んだ。
湧き上がってくる加虐心、
楽しくなりそうだな、と口角を上げた。
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
