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17話 ページ18

富岡「・・・」




アイツは、考え込むように黙った。





貴『もし、そいつがお前を庇わなかったとしても





話を聞く限りだとそいつは、正義感が強いヤツなんだな。





だから、身を呈して守れる。






お前は、良い友を持ったんだな。






さぁ、今度はお前が錆兎の様に誰かを守るんだ。








お前しか出来ないんだからよ』





富岡「俺しか・・・出来ない・・・」




このくらいでいいか。



貴『行け、累や魘夢が足止めしてるからよ。






それと、





誰かを守るためだけじゃない、自分も大切にしろよ。



俺は、ここで待ってる。





ふわぁ・・・ねみぃ』




すっげー、ねみぃ。




まぁ、累達に合わせて夜に動いてるからな。




当たり前か。






富岡「ああ・・・。



行ってくる・・・。





それと、ありがとう・・・」





礼を言われるとは・・・。




貴『ああ・・・』







思わなかったな・・・。







累「A様〜!!」




累と魘夢が帰ってきたな。





貴『ん、お疲れ』




そう言うと、魘夢が



魘夢「あの、鬼狩りが来たので戻ってきました。




なんて言うか、最初の時より吹っ切れた顔をしてましたね」




そう言った。



吹っ切れた・・・か。




なら、もう大丈夫だろうな。





生きろ。







いつか、必ずタヒぬ時が来る。




だが、その時までは生き続けろ。




それが、助けた者たちへの最大のお返しだ。







幸せだったと、胸を張って言えるように。





必ず、逢えるから。





累「A様?」




魘夢「?」



コイツらも、生きてて良かったと・・・。




幸せだと言える様に、俺が守らないとな。



貴『何でもない。






お前達は幸せか?』




俺は、コイツらに聞いた。




累「・・・」





魘夢「・・・」






2人(鬼)は、お互いに顔を合わせ、頷いた。






累、魘夢「「当たり前!/だよ!」」




累「A様と会えて、本当に幸せ!!



だって、こんなにも温かい気持ちになれる・・・。




僕、こんなの初めてだった・・・。





だから、これからも・・・タヒんでも一緒にいたい!!」




累・・・。




魘夢「僕もです。




夢見心地を見せることしか出来なかった。



だけど、夢を見せることだけが幸せなんじゃないってわかった・・・。




A様が拾って下さらなかったら、ずっと同じことを繰り返してました。



こんなに、温かい気持ちにならなかったはずです」

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流星 - とても面白くてウルッと来る作品で最初からずっと食い入るように読んでました!!続編楽しみに待ってます! (5月1日 17時) (レス) @page50 id: 650a6b2ab9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月18日 17時) (レス) @page50 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
もちを愛す者 - あらやだ!!BLじゃないの~!(オカマ)お姉さん大好物よ~!← (2020年8月7日 4時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品とても面白いですね、最高です^ - ^ 続き楽しみにしてます 更新頑張って下さい、応援してます(^-^) (2020年5月7日 1時) (レス) id: ffca10f92f (このIDを非表示/違反報告)
イロナツ(プロフ) - たっ、炭治郎!?お前、それはBL展開に成るからやめろ! (2020年5月4日 15時) (レス) id: 7e1b00660a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月蝶ルーナ | 作成日時:2020年4月11日 16時

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