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しんベヱ『うどん屋さんだ〜！』
そう、彼女が足を止めた所はうどん屋さんだ。
ここで待ち合わせをしているというのか…。うどん屋さんで待ち合わせなんてムードの欠けらも無いな、なんて思う彼らを他所に暖簾をくぐって中に足を踏み入れるA。
滝夜叉丸『中に入ってしまいましたね…どうします？』
仙蔵『我々の中の一組が中に入って様子を探るしかないだろう…ん？しんベヱはどうした…あ！まさか！』
作戦を練っているとしんベヱの姿が見当たらないことに気づく。
ハッとした時にはもう遅い。慌てて仙蔵がうどん屋の中を除くと案の定しんベヱは中にいたのだ。しかもAと親しげに話をしている。
仙蔵『あの阿呆…！小平太行くぞ』
小平太『おう！』
しんベヱが先に入ってしまったが故に、仙蔵と小平太が中に入らざるを得なくなってしまった。
しんベヱ『ここのうどん屋さん初めて〜』
「そうなんだね〜実は私も初めてなの！楽しみだね〜」
仙蔵『しん太！一人で勝手に行動しちゃダメだとあれほど言ったでしょう？』
しんベヱ『あ！たちば…じゃなくて、ママ、パパ〜！』
小平太『しん太！探したぞ！』
仙蔵『この子がご迷惑をおかけしたようで…申し訳ありませんでした』
「いえいえ！気にしていませんよ。しん太くん良かったね〜お父さんとお母さんとお出かけしてたんだね」
しんベヱ『うん！歩きすぎてお腹ペコペコ〜早くおうどん来ないかな〜』
仙蔵『この子は全く…ほら、あっちの席に行きますよ。では、私たちはこれで失礼します』
小平太『息子が世話になったな！じゃ！』
さすがは6年生と言わざるを得ない。
Aはすっかり家族だと思い込んでいる。
しんベヱに微笑みながら小さく手を振る彼女は慈愛に満ちている。
3人は彼女から離れた席に座ると、すぐに仙蔵がしんベヱに説教をし始めた。
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りっか(プロフ) - あいさん» お優しいお言葉ありがとうございます( ´:ω:` )昨日アニメを観ながら寝たら夢に兵庫水軍が出てきて超ハッピーになりまして少しスランプから抜け出せそうです(単純)ぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年2月12日 20時) (
レス) id: c181ad41b6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 無理しないでしないでくださいね (2022年2月11日 22時) (レス) @page11 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっか | 作成日時：2022年2月10日 14時
