7話 ページ8
朝になり、自然と目がさめた。
まだ誰も起きてないようだ…
早めに朝ご飯と、お昼ご飯の作り置きをしておこうと思って冷蔵庫を開けると、食材がたくさん入っていた
中には置き手紙がある
筆記体で雑に綴られた文字は
「買い出しに行っておいた」
と、訳せる。
端っこにはDIO
とサインがしてあった。
貴「って事は寝てるのかな」
まだ明け方だし、起きているかもと思って皆が雑魚寝してる部屋をのぞくとカーズとDIOだけいなかった。
布団を見る限り、一切寝ていないようだな
でもそろそろ日が登るから帰ってくるかな…
って、何心配してんだ。私
バカみたい。
ーーーーー
料理を作りながら考えていたのは
私が家出した理由だった
中学三年生の夏から父親とも母親とも口を聞かなくなって、顔を合わせれば何か喧嘩をするようになっていた
偽の母がおかしくなった原因のひとつかもしれない。
父は昔から私の言うことは何でも聞いてくれる人だった。
だから、私が怒って話しかけるなって言った日は一切話しかけて来なかったし、私のとる行動はいっさいとめない。
小さい頃、私がすぐパニックになる性格だったから余計。
「おはようございます」
貴「びっくりしたぁ…ドッピオくんおはよう、ご飯できてるよ」
ド「今日、2人帰ってこないけど2人来る」
2人帰ってこない→多分DIOとカーズ
2人来る→前、他にも人がいるとか言ってた奴
だろうな。
ド「でもすぐ帰るって」
貴「うん、わかった。あ、吉良さん1人で起きれるよね?」
ド「うん」
私はドッピオを見ると変な気分になる。
決して顔が変とかそんなんじゃ無くて
ドッピオの中に誰かいるのか
誰かぎドッピオなのか。
それともただの思い過ごし?
貴「ねぇ、なんで君たちここにきたの?」
ド「それは…Aさんのお父さんに言われたから」
それはわかってるんだが…何をどう言われたのか
ド「なんでここに行けって言われたのかはあまり…」
あまり言えないと言う意味だろうな
まぁ、いいや、ちゃんと手紙に書いたから。
一度、父親にあった方がいいかもしれない
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マリイ - カーズ様愛してる大好き (2014年11月28日 23時) (レス) id: a0eb742521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年8月25日 20時