5話 ページ6
時刻は午後8時くらい
DIOとカーズとドッピオは風呂に行って
居間には私と吉良吉影さんだけ。
吉「A、お手を拝借してもいいかな」
貴「別にいいけど」
私は服の袖の中に入れていた手を吉良吉影さんの手の上においた
吉「おおおっ…」
え、なに気持ち悪。
吉「かなりきめ細かい白い肌、爪のカーブも整っているな…白過ぎか?貧血か?指も細いな…」
貴「フェチなんですか?」
吉「そんなところかね」
貴「あと、私貧血じゃ無いですから。日光に弱いから日に当たらないだけです」
夏でも長袖は当たり前だし、日傘も絶対忘れない。
カーテンも黒色にしている
吉「ある程度日に当たらないと体調不良にならないか?」
貴「昔からならないんですよ…すっごく不思議」
吉「昔…母親と何かあったか?」
ほら、あの親父なんか言ってる
貴「昔は母親からの暴力が絶えなかったですね〜そのせいで親が離婚して、私は父親について行ったんです。でもそのあと父親が再婚して…」
再婚してなんだっけ…
全然覚えてないや
貴「そう、その再婚相手が精神病になって、怖くて家出したの」
吉「精神病の原因は」
貴「父親の浮気。でも父親はばれてないと思っているわ、母も言わないの。」
そんなことを言っている間に風呂場が騒がしくなってきた。
そろそろあがってくる時間かな
貴「吉良さんもお先にお風呂どうぞ、また今度じっくり話聞かせてもらうわ。」
私は自分を全く知らない。
それを知るまで死ねないと日々思い続けているから。
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マリイ - カーズ様愛してる大好き (2014年11月28日 23時) (レス) id: a0eb742521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年8月25日 20時