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23話 ページ24

プッチside


数日後、家の前にトラックと小型バスがとっまた

運転席にはどちらも女が乗っているようだった


Ⅾ「ん?知り合いか?」


プ「いや、誰かおりてくるかな…って」


Ⅾ「ディアボロ、行って来いよ」

いつも利用されるのはディアボロ
いじられるのもディアボロの役目だ

吉「誰かおりて来た…」


フ「なんだ、あのレディー」


黒髪のショートボブで顔が隠れてて見えない

デ「Aじゃないか?」



そんな馬鹿な、Aは髪の毛が腰ぐらいまであったぞ




「ただいまー」


あまり聴かない明るい女の声

吉「私が行ってくる」


 
「え?あなた誰です?」



吉「お…」

お?お?


「もしかして吉良さん?ごめんなさい、全然わからなかった」


吉良さん

吉影のことをこう呼ぶのは会社の人間かAだけだ…


吉「もう体は大丈夫なのか?」


「ええ、ちょっといろいろ話したいことあるから、とりあえずあがるね」


颯爽と部屋に入ってきたのは紛れもない

Aだった。


髪を切っていて、前より少し細くなっていた


貴「感動の再開を楽しみたいところだけど、時間がないのよね〜」


フ「な…なんで髪の毛きったんだ…」


貴「ちょっといろいろ吹っ切れたの」




Aは入口の近くに座って

話を続けた

貴「記憶が確かでは無いのだけれど、どうやら私助かったみたいね。でも少し神経を痛めちゃったみたいで、右手の指があまり動かなくなったみたい、近いうちにまた治療するらしいわ」

プ「さっき父親が来てた、もう君には合わないと言っていたよ」

貴「そう、なんか手紙を残してたわ。もう長くないって言ってた」



そういう事か
もう自分の死期を悟っているから

娘には合わないことにした。

貴「じゃあ父さんの家片づけないと」


勘がいいのか
それとも当たり前のことだと思っているのか。


前より明るい性格になってはいるものの

すこし情が薄くなったようにも思える


きっと前のAならここで寂しそうな顔を見せただろうな



それが強がりだとしても


その成長は素晴らしい



後できっと泣くかもしれないけど今は泣かない

貴「そうそう、みんな準備して!新居が見つかったから引っ越す事にしたの」


ディ「次はどんなところにいくんだ?」




貴「海が見える大き目の一軒家」


そんな金がどこから出てくるのかわからないが


Aはものすごく楽しそうだ。

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マリイ - カーズ様愛してる大好き (2014年11月28日 23時) (レス) id: a0eb742521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年8月25日 20時

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