20話 ページ21
能力をうまく使って、なんとか病院付近までたどり着いた。
貴「や…やばい。」
夜明けだ。
体は服が守ってくれるけど…1番大切で弱い目を守るものが無い
目を瞑って走れるわけもない
その時、偶然近くにあったガラスを見た
目が炎症を起こしてる
充血していて眼球が痛い。
頬には奇妙な筋が幾つも浮き出ていた。
貴「急がないと…」
ーーーーーーー
呼吸を整えながら顔を上げた
やっと辿り着いた。
総合病院の入り口はまだ閉まっているようで、入り口の前に白髪の男性が車椅子に座ってじっとこっちを見ていた。
不健康な色白さ、口の横にはほくろがある。
紛れも無い。
私の、父だ
貴「と…さん…?」
「A、よく父さんの事がわかったね」
涙が零れ落ちそうになった瞬間に、背後に気配を感じて振り返ろうとした瞬間。
大きな銃声とともに
父さんが地面に倒れた
見る見るうちに地面には血が広がっていく。
貴「父さん!」
「A!」
貴「ディアボロさん!!どうしてここに?!」
デ「敵組織の1人を仕留め損ねている!奴だ!」
今、スタンドを使って過去に行けばちょうど父さんに弾丸が当たるところだろう。
救える
今なら私のたった一人の家族を救える
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マリイ - カーズ様愛してる大好き (2014年11月28日 23時) (レス) id: a0eb742521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年8月25日 20時