1話 ページ2
貴「大家さん、私合鍵壊れちゃったんですけど…」
「来週までに作っとくよ、700円ね。」
あぁ、また出費か…
「最近、変質者が多いみたいだから気をつけてね。」
貴「あ、はーい。じゃあお金後払いで…」
「わかってるよ」
わかってるよ。か…
ひどいなぁ、高校生一人暮らしを舐めやがって
どんだけ苦しいかわかってんのかぁぁ?
まぁ、優しいからいいや
頼れるし。
ーーーーーー
ギィギィと鳴る扉を開けて
奥の部屋に入った。
奥の部屋は私の部屋でここだけ洋室になってる
白いベッドと服をしまうクロゼット、ソファがあるだけ。
他の部屋は和室で、1番広い居間には最初からあったちゃぶ台を置いているだけで、特に変わったものは無い。
カーテンを少し開けて近くの公園を眺める
貴「深夜11時42分。もうご飯食べてる時間無いわー」
急いで服を脱いで風呂場へ向かった
体をしっかり短時間で洗ってザッと拭いてまた裸のまま、頭を拭きながらキッチンに行って
冷蔵庫から水を取り出しふた口程飲んでしまう。
その後薬を飲んできっかり12時
歯磨きをして布団に入るだけ。
つまらない生活。
でも今更どうにかする気も無いし。
そう、思い込んでいた。
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリイ - カーズ様愛してる大好き (2014年11月28日 23時) (レス) id: a0eb742521 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年8月25日 20時