検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:12,474 hit

花京院典明 ページ6

貴「花京院、これから生徒会会議あるって」



私は花京院に話しかける
彼に話しかける人は少ない。でも昔から私は花京院の事を気に入っている。

花「Aは来ないのですか?」


貴「うん、先生と会長、副会長だけなんだって。私は総務だから」

花「わかった、ありがとう」



貴「帰り、正門で待ってるから急いでね」



花京院は深く頷き姿を消した


周りからは冷たい目線が送られている。
なぜ花京院は皆と打ち解けることができないんだろう。

ゲームだって勉強だって運動だってできるのに。



そんな事を考えながらぼーっと正門へ向かう





しばらく周りの人を眺めていると花京院が走ってきた

花「今終わりました」

貴「じゃあ帰ろ」


私も実は周りと打ち解けるのが不得意。


生まれつき、妙に観察力があり
人の考えがわかってしまう

花京院がスタンドと言う物が周りに見えないと悩んでいた時も、私は寄り添い続けた。


花「Aはあまり話しかけてこないね」


貴「知りたい事も無いしね。」



花「じゃあ僕が君の事をどう思ってるかも知ってる?」


私は花京院の顔をじーっと見つめる

貴「最初は疑ってたけど今はいい。ってところ?」

花「ん〜少し違う」


貴「まぁ、どうでもいいや。」



花「Aは僕の事をどう思ってるんだ?」

そんな事考えた事無かった。
だって、いつも静かに2人で言葉を使わず寄り添いあっているだけだから
お互い辛い時があってもただ肩を叩き合ったりするだけ。

貴「必要としてる、かな」


そう言うと花京院は私の肩を抱き寄せた


貴「はいはい、甘えん坊。」


今にも泣きそうな花京院の顔を横目に
私はただ花京院の背中をさすり続けた


end

DIO 甘め→←ディオ・ブランドー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:ジョジョ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ナツキ(プロフ) - 独立さん» 花京院です(´・ω・`)間違えてたらすいません! (2014年10月10日 23時) (レス) id: 0bee88945b (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - 花涼院かっこいい!とてもいい!!ちなみに花京院?花涼院?w (2014年10月4日 15時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
山りな(´・ω・`)ウリィ(プロフ) - シーザーで泣けてきた……。 (2014年8月8日 15時) (レス) id: bca43c4730 (このIDを非表示/違反報告)
香我美奏汰(プロフ) - 主人公ちゃん14歳150cmッッッ!可愛いです!年齢彼氏ごまかすのもとても!!ジョセフの僕ちゃんは本当にいいですね! (2014年7月20日 23時) (レス) id: 357174c267 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 香我美奏汰さん» コメントありがとうございますっ!更新加速して行きますね! (2014年6月30日 7時) (レス) id: 1e1dc47e0e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年6月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。