【ジョジョ】筋肉質な彼等といろいろしちゃお【短編集】

空条承太郎 ページ3

空条家


貴「兄さん、お願いがあるんだけど」


承「ん？なんだ。俺じゃ無いとダメか？」

その口ぶりからすると

貴「あ…今家に誰かいるの？」

承「じじぃが来てるぞ」



貴「じいちゃんあんまり真面目に聞いてくれないから…」




少し相談があったけど、母が帰ってくるまで待とうと思った。
兄さんも忙しそうだし


承「何かあったのか」


貴「実は…今日、ラブレターをもらった…感じで…」


承「はぁ？どこのどいつだ、それは」


名前なんて知らないんだけど、まず手紙を開いて無いし…

顔はハンサムだった気がするけど


貴「どこの…ん〜っと、隣町の同い年」

承「A、どうするつもりだ、」



兄さんはなぜか半ギレ気味で深々帽子を被った


貴「なんか、家特定されてるし学校も特定されてるし…気持ち悪い」



考えれば考えるほど寒気がして兄さんに寄り添った

その時兄さんが私の背中に手を回してきたせいで

甘えたくなってしまった


貴「この話は1人で解決する」






承「いつでも話は聞く…」


貴「やさしー！」


私は笑って兄さんに抱きついた

承「や、やめろ…」



貴「たまにはいいじゃん、ね？」


承「よくねぇ…いい加減兄妹離れしろ」




思ったより兄さんの身体はがっしりしていて
大きかった


兄さんを見つめて私は自分の頬を人差し指でつついた、昔はこれが頬キスの合図だった


承「さ…最後だからな…」




呆れたようにつぶやくと

兄さんは私の口を塞いだ









貴「え…ファースト…キスだった」







貴「も、もう兄さんなんか知らない！」




そう言って私は顔を真っ赤にしながら
兄さんを突き放して暴走した







その日は家族の誰とも目をあわせれなかった







end

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