【ジョジョ】筋肉質な彼等といろいろしちゃお【短編集】

リサリサ ページ13

リ「A、帰ってるならちゃんと言いなさい」



忍び足で自分の部屋に入ろうとしていたら後ろからリサリサに声をかけられた


私は背を向けたまま軽く謝る

貴「あっはは、ごめんね〜」


リ「謝る時ぐらい人の目をみるものよ」

だが、今はとてもリサリサの顔を見れる状況じゃないんだ。


早く部屋に入らせてくれーーーー


リ「A、足に蕁麻疹が…」


貴「ちょっと着替えるから待ってて！」


扉を勢い良く閉めて部屋に入った




私は腕に抱いていた捨て猫を四匹、床におろしてあげた


貴「あぁ〜っ！痒い痒い！」

猫アレルギーは本当に困る
目もすっかり充血してしまって、全身に蕁麻疹が出ていた。



貴「はい、サーモンだよ。食べれる？」


隠し持っていたサーモンをお皿に置くと猫達は喜んで食べていた。



リ「A、まだですか？」


貴「もう少し！あと30秒」


私は高速で、服を脱ぎ。簡単に着れるワンピースに着替えて髪の毛を一つにまとめた



貴「お待たせ」



リ「はぁ…また猫を連れて帰ってますね？」


貴「ばれちゃった〜っ」


リサリサは部屋の扉を開けて中に入った


私の目の前に立つと手を上にあげた


叩かれると思って目を閉じると頭の上にそっと手が置かれた


リ「Aの体を心配してるのよ、アレルギー反応が酷くて後遺症になったらどうするの？」



貴「でも、あのままじゃ猫きっと死んじゃう。アレルギーで死ぬ確率は低いけど、野良猫は…特に子猫は夜の間に他の動物に食べられる。」


持論か正論かわからないけど思っている事を素直に言った


リ「本当…Aは正義感の強い子…」

そう言ってリサリサは私を強く抱き締めた




私は昔リサリサに拾われた。

それと同じように、私も野良猫や野良犬を拾う。



この正義感は…全て貴方が授けてくれたものですよ。



end

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