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ホルホース ページ11

貴「え?!」




こんな炎天下の中、誰かが路上に寝てる


違う、これ倒れてる。



貴「大丈夫ですか?」


ダメだ…こりゃ完璧いってる。



辺りを見渡して、板とロープを持ってきた

かなり大柄な男だし、家までは運ぶのは辛いな



板に穴を開けて、ロープをとおして

やっとの思いで倒れてたひとを板に乗せて
自分の家まで運んだ


少しの距離ならなんとか引っ張って移動することができた。

ベッドに寝かせて汗を拭いて濡れたタオルを額に乗せた




熱を集めやすいベルトなどを外した





「あ…ぁ…うっ」


貴「あっ、大丈夫ですか?」


「あぁ…ちょっと…」



大丈夫なのかわからないけど、とりあえず冷たい水をコップに入れてきた


貴「飲めますか?」


そっと手を添えて上半身を起こした


男は水を半分ぐらいまで飲んで顔色を取り戻したようだった


貴「意識はハッキリしてますか?」


「いやぁ…こんな可愛子ちゃんに看護してもらえるなんか幸せだぜ」

貴「私はA、名前を教えて下さい」


「俺はホルホース。ただの旅人さ」


ホルホースは口角をクイッと上げて笑った


貴「良くなるまでここで休んでいいですよ。」



ホ「A、頼みがある。添い寝してくれねぇか?」



貴「構いませんけど…あまりベタベタ触らないで下さいね」



私はホルホースの隣で横になった


ホ「嬢ちゃん、家族は?」


貴「いないですよ、独り身です」



ホ「って事は俺のモンにしちゃっても…?」


私はホルホースの顎をグイッと上にあげた

貴「私は男は好きじゃ無いんです。」


ホ「ははっ、すまねぇな。でも勿体無いぜ?こんな可愛いのに」


ホルホースは私の身体を抱き寄せた

貴「はいはい、元気になったなら帰ってください」


自分の脳みそから変な信号が送られてる
コイツはまずい。

対処法を考えている間にもホルホースは懲りること無く口説いてくる



貴「服の中に手入れないで下さい!!」

ホ「しょうがねぇなぁ〜、女の子の良い顔見るのは好きだけどよぉ、嫌がってる顔はどうも好きになれねぇな。」





もうすっかり元気になった顔ぶりでベッドから降りてホルホースは私に手を振った


ホ「短過ぎる間だったがAには感謝してる。また会おうな」




貴「ホ…ホルホース、さん。」









貴「ベルト、付けてないからズボンズレてます…」

end

空条承太郎→←ポルナレフ



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ナツキ(プロフ) - 独立さん» 花京院です(´・ω・`)間違えてたらすいません! (2014年10月10日 23時) (レス) id: 0bee88945b (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - 花涼院かっこいい!とてもいい!!ちなみに花京院?花涼院?w (2014年10月4日 15時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
山りな(´・ω・`)ウリィ(プロフ) - シーザーで泣けてきた……。 (2014年8月8日 15時) (レス) id: bca43c4730 (このIDを非表示/違反報告)
香我美奏汰(プロフ) - 主人公ちゃん14歳150cmッッッ!可愛いです!年齢彼氏ごまかすのもとても!!ジョセフの僕ちゃんは本当にいいですね! (2014年7月20日 23時) (レス) id: 357174c267 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 香我美奏汰さん» コメントありがとうございますっ!更新加速して行きますね! (2014年6月30日 7時) (レス) id: 1e1dc47e0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜月@弱虫 | 作成日時:2014年6月22日 21時

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