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誉視点

あーもうまんばが再起不能になったよ...鶴丸のテンパり方も尋常じゃなかったがな...と言うかガチで両思いじゃん...と言うか緊急帰還システムあるんだな....

「つるまりゅ....おれのごと...ぞんなにぎらいだったがぁ...!」

「泣かないで兄弟!きっと頭が追いついてなかったんだよ!」

「そうだぞ兄弟!なら1回その邪念を吹き飛ばすべく拙僧と山篭りをしよう!」

「...する」

「...まずは鶴丸の現在地だよ....もしもしやっさださん?」

〈はいはい...Aはいるよ〉

「話が早くて」

〈かなりテンパってるし追いついてないみたいでね...今日はうちに泊めるよ...許可もらったし〉

鶴丸の第2の実家すぎるだろ...しかも遠くから声が増えてるような...

〈チッ....てめぇら!桜ちゃんに一言言ってんのか!?鶯は良しとして...脱走常習犯共!〉

〈小狐丸に言ったもん!〉

〈叔父上に言ったもん!〉

〈誰が言うかバーカ!〉

〈あ...俺清光に言ったんだが....良かったか...?〉

〈大丈夫清光は主に必ず言う...というかなんで言えなかったお姉ちゃんに行ってもらっていいかな?〉

〈雪と三月といちに〉

〈よしてめぇら廊下雑巾がけな〉

ギャーギャーと....やっさん...あなた結構苦労人ね...5人息子育ててるお母さんかな...?お...?鶴丸の声聞こえてきた...

〈どうしたんだ?...そんな...てるてる坊主になって...〉

《どうしよ....おれ....好きっていわれて....ぱにくって...帰還しちゃった...》

〈まーじで?〉

「...鶴丸に代われます?」

〈いーよ....鶴丸〉

《....ん....電話変わった....主ごめん...》

「はは...お前ら仲良しだなぁ...あいつも同じでショック受けてんだよ...なぁなぁ...俺さ文化祭で見たダンス?あれ篭手切がすっげぇ見たがってんだよね...別キャラとかでできない?」

《別...一応できるけど...じょ....女装でもだい...じょうぶ?》

「大丈夫じゃね?でもまぁ江派でもいいんだけど...それじゃ篭手切へのファンサまみれか」

「私の話ですか!?」

《...おれ....ずっとやってみたい娘いたんだぁ...頑張るね》

電話越しでもわかる...急にふわっと雰囲気が変わった...本当に甘えベタだな....とりあえず電話を切って話す...するとまんばが急に元気になったり...とりあえずいっぱいダンスの練習をしてるから応援しろっと伝えておいた...と言うか女装って...男でもやりたいやついるんだなぁ....

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作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時

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