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まんば視点

刻々と死期が近づく...5人で向かったのは展示店...それも...政府が開催した...審神者適正者を探すための展示店...彼らはこれを最後に....ちなみに俺と歌仙で一般人に紛れている...桜本丸は4振りが心配らしく...俺達も鶴丸の本体を布団に寝かせるという謎行動をしているが...あちらも同じようだ...

「...歌仙のパネル...俺一緒に...」

「順番順番...」

『鶯そこ立って...はい...フェイントと見せて〜?』

「攻撃〜!」

「うちの末っ子が可愛い」

「別に兄弟じゃないが...?」

『誕生日順だとお前11月だろ』

やっぱり自分の兄に似ているもしくは身内にそっくり奴らが気になるのかじっと見つめている本霊たち...よく見れば俺の本霊も....いや...あの...応援とかしなくてもいいんで....

「まんばはやっぱり彼のことをよく見ているね」

「あぁ...俺のよき...理解者だ」

『初代レア太刀ーズ個室なんだが!?』

「はぁぁぁ!?こうなったら俺三日月いく!」

「和睦してくるわ」

「いまどんな顔をしているのかわからんのです!」

「...え!?...えと...大包平はすごい!」

『...周りの客に迷惑になるからやめろ...俺びっくりドッキリじじいな』

こっそりあとをついて行けば...鶴丸の本霊の驚いた声が響く...Aの周りをウロウロとしているからだ...そして自分の写鏡のような姿をじっと見つめていると....

『....あの...コスプレ禁止じゃないんすか?』

「え...?こりゃ驚いた!俺が見えるのか!?」

『え...あ...その....え?』

「君...本霊である俺...鶴丸国永がはっきり見えるのか!?」

『めっちゃ見えるし...触れそう...』

一瞬反射した...神が白くなった...目の色が黄金色に輝いた..,まるで...気に入ったとでも言うように...そっと触れた...本当に触れることに驚いているのだろう...

『すげぇ...触れる...すげぇ...すげぇ!画面で見たよりもずっとかっけぇじゃねぇか!ははっ!俺と違って....輝いてんじゃねぇか....』

「...君...どうしたんだ...?急に泣き出して...」

『..ちげぇ...鶴丸に会えたから...つい...会ったこともねぇ大好きなヤツ思い出しちまった...でも会えなかったんだよな』

「...君...知らないのか?ここまで俺に触れられるってことは...」

『今日俺死ぬんだ...友達4人も...別々の場所で...』

「は...?なんで....なんでそれを回避しようとしない...?わかってんだろ?」

『...俺たちから見て...この世界は...息苦しいから』

一瞬海のような...プクッと泡が見えた

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作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時

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