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まんば視点
ぞわりとした...信用していない目で...すごく苦しくて....辛くて泣きそうになるが...言葉を飲み込んだ...また....会話出来たらいい...のに....あれから数日...本歌が鶯と仲良くなり俺らと若干の関わりができた...
「はいはいじゃあみんな!文化祭に向けて話し合いをしましょうか」
「司会進行は委員長である私がやります...ズバリコスプレカフェなんてどうでしょう!」
あっけなくこすぷれかふぇに決定しかも...俺達もやるらしい...おい....
「鶴見くん山姥切長義なんてどう?鶴丸も良いけど似合いそう!」
「わかる!あんなはしゃいでる様子ないし」
『俺看板あいつらと作る』
「えー...じゃあ決定!」
ワイワイと盛り上がり放課後...5人は教室で看板を作っているらしい...俺たちは情報を共有する
「俺と伽羅は江雪と何とか仲良くなったぜ」
「あいつ普通に優しい」
「...俺は三月と...菓子くれるんだよ何故か...」
「俺は...一期とだ...荷物運んだたら頼りにされる...」
「偽物くんは...?」
「...おれ...は...」
Aと...そう言いたかったが言葉が出なかった...あれ以降ずっと避けられ続けているから...ずっと...ずっと....でも...このままもいやだ...
「...大丈夫だよ...偽物くん」
「...ちが...うんだ...胸が苦しい...ぎゅうっと締め付けられて...苦しい...」
「...それ恋って言うんだぜ...主が言ってた...感情って不思議だよなぁ...」
恋...こい....かぁ...もしあいつが戻ったら伝えてやろう...会話をしていればいつの間にか空が暗くなる...帰ろうと廊下を歩けば...まだクラスの電気が着いている...除けばAが...
『....なぁ...あいつら見てねぇか...?』
「いや...見てないけど」
『...30分前ぐらいに絵の具を取りに行ったっきり帰ってこねぇ....4人とも全員...美術室に...いや....まさか...な....ッ!?』
「どうしたんだい!?」
『こ....こっから離れるぞ!!』
俺の手を掴んだと思えば走り出す...急な事に驚いたが...全員走ってAが立ち止まるのをまった....すっと手を離せば...手を素早く組んで隙間から俺らを覗いた
『...見えた...刀の付喪神』
「...それ狐の窓だな...」
「狐の窓?なんだそりゃ...」
「相手の幻惑とか擬態を解除する術式見たいのだよ...まさか...ね」
『元からお前らは歪んで見えたから』
そうか...今のお前と俺たちでは立場がちがうから....そうみえたのか....
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作者名:のうな | 作成日時:2023年11月9日 21時