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A視点
我酷いことしたはずなのに...なぜこの者たちは我とお松の仲を戻したり...しておるのだ...悪い人ばかりではないのか...?だが期待したって無駄だ...皆...我のことをバカにする
『お....お松...て....手を握らぬとも...』
「A様はまだ慣れておられぬでしょう?私が連れ出さない限りずっと部屋にこもっておりますゆえ...それにこちらの方が落ち着くでしょう?」
「そういうのはわかったけどよ....トウマのこと考えろよ」
「失敬...では一旦戻って参ります」
『...うん』
すごい...あっという間に人の子に戻ってしまった...一体どんなカラクリが...気になる...あの子が持っておった呼び出すカラクリも...幻獣を呼んだカラクリも気になるが...我に触る価値無し...もはやこの者達が幻王になれば良いのでは...?
「ダメだぞ」
「多分お前しかできないぞ」
『ひぃ....』
「話しかける度悲鳴を出されても困るな...俺はエンマよろしくな」
「蛇王カイラだ...よろしく頼む...」
『...幻王様の息子の....Aという...です...そ...その...要件はいったい....』
「いや...新しい幻王様になったってのに会わないってのはな...」
「行ったら玉座のに座っていたのが人形だったのだ...それでとっちめたところ...部屋まで案内された」
いや...その...それで...?とはいえずキュッと口を紡ぐ...実際25年前に抜け出して人間界に隠れて住んでいるのに...亡くならなければバレなかったのに...
「でも...なんでそんなこと...」
『じ...時期幻王の座が欲しかったのだと...思う...です...我らはエンマ一族同様に幻王としての力を目覚めた者が次の代だ...』
「それに嫉妬した使用人がA様の幻王としての力を封印した際に厄を集める力も搭載したのでしょう...全く忌々しい限りです」
『...それに元々我は約立たずとか...色々言われてましたゆえ..剣武魔神様方や..幻魔様...幻獣様に認められるわけないのです..,,』
「私が認めてますゆえご安心を」
安心出来ればそれで良いのですが...というかそもそもあの場にいた者達剣武魔神だったりしておらんよな...あぁ...銃を探さねば...
「というかなんで厄を集めてたの..?」
『...え?』
「姉ちゃん多分自然とあつまってるんだと思う」
あの勝手に納得されないでください...我全くはなしについてゆけてないのだ...出来れば1からそう思っておったらお松が説明してくれた
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作者名:のうな | 作成日時:2023年8月31日 17時