Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

第91話〜最大限解放〜 ページ10

貴女「イノセンス発動！」
ゴオオッと光がサクラの周りに集まる
サクラは神桜舞を上へと投げた。
すると扇が巨大化し、鋭い刃のようになった。
それをサクラは片手で受け止めた。
〜最大限解放〜

貴女「イノセンス最大限解放！大神刀扇！(ﾀﾞｲｼﾝﾄｳｵｳｷﾞ)大水乱(ﾀﾞｲｽｲﾗﾝ)！」

サクラは火の海の方へ跳び、空中で華麗な舞をした。すると巨大化した扇が青に光り出した。

貴女「(清く青き水よ…今此処に力を！)」

そして扇から大量の大滝のような水がドーッ！と流れた。

あっという間にシュワーと煙があがり、火の海は消えていった。

貴女「よかったっ…」

一人や二人では中々消せない火の海を一人で消したサクラ…。

そして…

アレン「なっ……火がっ…」

リンク「姫美サクラ一人で消したっ…！？」

アレン「っ…姫美…！(最大限を解放すれば凄い体力を消耗するはず！)」

貴女「ッ…はあっ…はあっ…(まだ…耐えなくちゃ…)イノセンス第三っ解放ッ！」

そしてサクラはそのまま下に降りた。

レベル4「なんてちから…あのひをすぐにけした……あ…そういえば…はいいろのかぎはどこですか？」

アレン「！(灰色の鍵ッ…姫美っ…)」

レベル4「…この“おく”にもっとにんげんがいますね…？もしかしたらはいいろのかぎもいるかもしれない…」

貴女「っ！？……っ…」

レベル4の言葉を聞いてサクラはまた、上に上がった。

貴女「っ！レベル4！灰色の鍵は私よ！」

レベル4「…なに？」

アレン「姫美っ！？」

マダラオ/テワク「ッ！？」

レベル4「はくしゃくさまがよんでます。いっしょにいきましょう」

貴女「どうして伯爵はそこまでして私を連れて行きたいわけ？」

レベル4「あなたはわれわれにとって“さいだいのせんりょく”になるからです」

貴女「最大の戦力？」

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