Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

番外編〜七夕〜 ページ45

更新遅くなってすみません！
ロードやテワクの誕生日などは、本編が完結した後に番外編か何かを作ろうと思っているのでそちらにします。ラビやアレンは別ですけど…(おい)
では、七夕編どうぞ！

今日は年に一度の七夕！

あ、どうも皆さん！姫美です！
今私はリナリーに渡された短冊に願い事を書こうとしています。

貴女「ん〜…何にしよう…」

『皆が健康でありますように』とか、『この戦争が早く終わりますように』とか『借金が全部返済できますように』とか『室長が仕事をサボることが無くなってほしい』など、色んな人が色んな願い事を書いている。

最後の二つは誰が書いたかだいたい検討はつく願い事だった…

貴女「大変だなぁ〜…」

私も最初の二つのどれかにしようかと思ったが一つ…私の頭の中にはどうしても叶ってほしいと思うものがある

でも…

貴女「そんなこと皆が見る短冊に書いたら誰に何を言われるかわからないし恥ずかしいよ…」

うーん、何かないかな…

数十分悩んだが結局…

貴女「ええいっ！こうなったら恥を捨てて書いてやるっ！」

短冊にササッと書いて皆がいるところへと行く…

すでにたくさんの短冊が笹を彩っている

紐を通し笹にくくりつける

貴女「よし…ん？」

自分の短冊の隣には水色のが

貴女「何々？『アイツの笑顔がこれからも見れますように』…誰のなんだろう？」

でも、この字の綺麗さ…どこかで見たことあるような…

確か任務の報告書を書くときとかに

まぁ…いっか

私は自室に戻ることにした

サクラが自室に戻って数分後

リナリー「『これからも皆と笑っていられますように』っと」

自分の願い事に誤字がないかを確認し笹にくくりつけるリナリー

ふと、水色と桃色の短冊が目に入った

水色の短冊には『アイツの笑顔がこれからも見られますように』と書いていて、桃色の方には…

リナリー「！クスッまったく二人とも鈍感ね」

そして夜に食堂で七夕パーティーが開かれた

提案したのはサクラで実行してくれたのはリナリーだった

貴女「わーすごい！」

リナリー「姫美今日は星が満天なんですって」

貴女「本当？」

リナリー「そう！それでね、好きな人、もしくは大切な人と天の川を見ると良いことがあるらしいわよ♪」

これはリナリーの冗談だが天の川の伝説を元にリナリーは真実に近いことを言った。それを信じてしまったサクラは

貴女「じゃあ、今夜は誰かさんと星がたくさん見えるところに行ってこよっかな」

と、嬉しそうに言った

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