Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

第119話〜コムビタンD〜 ページ41

コムイ「えっ！？姫美にそっくり！もしかして隠し((「んなわけない！薬のせいなの！」可愛い！是非ボクの妹に((「ならない」うぅ酷いよ」
貴女「こんなことする人と兄妹なんてごめんだよ」
リーバー「そんなことより感染てどういうことですか室長！」
コムイ「それはこっちが聞きたいよアレをボクから取り上げて隠したのはリーバーくん達じゃないか」
〜コムビタンD〜

リーバー「すみません室長から取り上げたものが多すぎて何のことか…」

コムイ「ほら以前仕事が徹夜続きだったときにさー」

そしてリーバー達はなんのことか気付いた

リーバー「ああっアレか！“コムビタンD”！」

ロブ「投与するとどんな疲れもたちまち吹っ飛んで仕事ができるという」

ジョニー「強力すぎて理性までたちまち吹っ飛んでしまうという」

リーバー「まったく有り難くなかった残業用ゾンビウイルス…」

コムイ「何でこうなったかはさておき、これじゃまったく引っ越しができない！どこかに“コムビタンD”の原液を接種した感染源がいるはずだ。諸君で早急に見つけ出して引っ越しを再開するんだ！」

科学班三人「抗体作ってなかったんですか！」

ラビ/神田「やっぱ科学班＋コムイが原因か…！」

そんなこんなで場所を移動することにした

＜外は嵐本部内(なか)は死霊の山じゃなくコムイ室長が作った対残業用ウイルス“コムビタンD”に感染し亡者と化した団員で溢れていた我々はコムビタンDの原液を接種した感染源を捕獲し抗体を作り出すことになった。ちなみにこの事態の元凶である当の本人に反省の色はまったくナシ、コムイ室長への厳しい処罰を強く求む。報告者ハワード・リ…＞

リンクが長年使っていたであろう分厚い付箋などが貼られた手帳をコムリンEXがムシャムシャと食べてしまった。

リンク「…っ手帳…っ！」

リーバー「しかしあちこちにいるな〜これはマジでもう生存者は俺達だけかもな」

アレン「イヤだから死んでませんて」

貴女「大体感染源なんてどうやって見つけるのコムイ」

コムイ「可愛いなぁ〜♪んーどうってまぁ第六感とか？」

リーバー「“とか”っ？」

コムイ「もしくは超感覚的知覚ESPとかベテラン刑事が行き詰まった時最終的にアテにするアレとか？」

リーバー「ようするに勘って言いたいんでしょうか？」

ラビ「はぁ？何も手掛かりねェのかよっ何も！？」

コムイ「あったらいいのにね…はぁ…悲しいかな現実」

神田「お前ホントいっぺん死なせてやる」

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