Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

第118話〜嵐の幕開け〜 ページ40

ミランダ「まぁすごい声風邪じゃないですか婦長」
すると婦長はミランダの首に噛みついた
科学班員達「わーっ婦長何をなさるの！」
婦長「ガルル」
〜嵐の幕開け〜

科学班員達「なんでそんな怒ってんですか婦長！/ヨダレ！ヨダレ垂れてますよ！/落ち着いて話し合いましょうね？」

マリ「大丈夫かミランダ」

ミランダ「びっくりしたわ」

どっくんどっくん

するといきなりミランダはマリの方を向き

マリ「ミランダ？少し心音がおか…」

ガブッ！と噛みついた

マリは顔が真っ赤になっていた

貴女「お兄ちゃん下ろして！」

フユト「！？」

貴女「神田！マリおじちゃんに近づいちゃメッ！」

神田「は！？」

神田は間一髪でマリが掴んでくるのを阻止した

どくんどくん

貴女「っ(早く戻って…この体と口調)」

実は私は3歳ぐらいの記憶しかなかったのはさっきまでだった
だけど何か心臓が脈打ち、記憶が戻ってきた…ただ、口調と体は戻らない…
ただ私は今の状況を一番理解している

貴女「皆逃げて！」

すると狐神が察したのかすぐに大きくなり、ユキト兄さんとフユト兄さん、ラビ、アレン、ジョニー、リーバー、ロブ等を一気に乗せた

リナリーは狐神の様子が可笑しいのに気付いてイノセンスを発動し神田とブックマンを掴んで上へと上がった

私は例の人達に囲まれている

リナリー「姫美！」

ユキト「狐神どういうことだ！」

フユト「そんなことより！」

貴女「イノっセンスっ発動ッ！」

今は慣れない言葉を頑張って言い発動する

心の中でも言えば私の意思で発動できるけれど…この口調から少しでも普通に戻るようにしなきゃ

リナリー「姫美、イノセンスを発動出来るの！？」

貴女「第三っ解放！」

そして一気に襲いかかろうとする者達を避け上へと飛び全員で逃げて物置に隠れた

貴女「あぶなかった」

フユト「記憶戻ったか！？」

貴女「うんでも早く喋れない」

ラビ「あいつらどうしちゃったんさ！？」

神田「うじゃうじゃいやがる」

リンク「まさかまた敵襲か！？」

ロブ「いや」

リーバー「なんていうかこれはウチの巻き毛が関わってる気が」

コムイ「噛まれると傷口から感染してああなっちゃうから気をつけて」

神田「感染だぁ？」

アレン「何でそんなことわかるんです」

コムイ「ボクが作ったウイルスだから」

リーバー「確保！」

コムイを縛ろうとするが
リナリー、リンク、サクラ、フユト以外が縛りつけられてしまった

貴女「コムイ皆ぐるぐるにしちゃメッだよ！」

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