第113話〜暗い場所は〜 ページ35
貴女「はぅ〜可愛い！何でこんなに可愛いのぉ〜！///」
ラビ「♪」
神田「やっやめろっ！///」
貴女「♪･･･あ」
〜暗い場所は〜
ラビ「どうしたさ？」
貴女「二人が小さくなったからこの重い箱はどうやって持って行けばいいのかな…」
ラビ「あ〜そうだったさ…」
貴女「取り合えず二人はリーバー班長のところに行って来て状況を説明して箱を持ってくれる人を連れてきて！」
ラビ「おう！行くさよユウ」
神田「ファーストネームで呼ぶなバカ兎！ってお前は大丈夫なのかよ」
貴女「何が？」
神田「こんな暗ェところに一人で大丈夫なのかよ…」
貴女「っ…」
『嫌だよ…暗いところは…！私を…こんなところに閉じ込めないで…！』
貴女「っ…大丈夫だよ…ほら、ラビが待ってるから行ってきて」
神田「…ﾁｯ」
そして神田とラビは出ていった
途端にしんと静まり、余計に暗く感じた。そして昔のことが頭の中に映像のように流れ出た
貴女『待って！』
研究員『？』
貴女『私っ…こんな暗いところに一人でいるの？』
研究員『そうだ、もう寝ろ』
貴女『待っt((ガチャッ…パタンッ…
……い…や…ﾋｯｸ…嫌だよっ…！待って！』
あの時はとても真っ暗で窓ひとつもなくベッドと冷たい床と壁と天井くらいだった
そして狭くて牢獄のようだった
貴女『いやっ…イヤアアッ！』
貴女「イヤアアッ！」
ガチャッ
貴女「ﾋｯｸ」
薬品庫の扉が開き少し明るい光がさしこむ
ポスッ
貴女「！？(この頼れる手…)フユト兄さん！？」
フユト「こんなところで何やってるんだよ」
貴女「え、えっと」
ブルブルと体が震える
あぁ…そういえばこういうこと前にもあったっけ
悪夢を見て泣いていた私をフユト兄さんとユキト兄さんが慰めてくれて
二人はよく言い合いをしてて…
でもちゃんと私を気にかけてくれて
フユト「落ち着け…」
私がどんな状態なのかを察して言ってくれて…
だから私は何でもすぐに話せるんだよね
貴女「昔のことを…思い出したのっ…昔教団の暗いところに閉じ込められたこと」
フユト「！？…そうか」
フユトside
俺はサクラよりも早く入団していたからお前が入団した時の様子は知らない
でも、何となくわかった…
お前は暗く狭い教団の地下に閉じ込められていたんだな…
研究員達はお前を信頼して縛り付けたりしなかった…でも閉じ込めた
それ以来お前は暗いところで一人になることが苦手になったんだな…
第114話〜兄弟の合体技〜→←第112話〜黒の教団引っ越し作業〜
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桜姫(おうき)(プロフ) - ｃｏｃｏａさん» ありがとうございます！一番だなんて……！とても嬉しいです！更新が遅れ気味ですが、ちゃんと更新していくので応援よろしくお願いします！ (2017年11月9日 23時) (
レス) id: 8d0c5bcfdc (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったですもし今後他の作品を作る予定ならディーグレイマンの世界にトリップか転生したアニメK銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さい応援してます。 (2017年8月18日 16時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
ｃｏｃｏａ - この作品好きです。一番 (2016年9月20日 23時) (レス) id: 2f1f825de4 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - ありがとうございます！後でやってみます！ (2015年7月15日 15時) (レス) id: c5fe9fc190 (このIDを非表示/違反報告)
桜姫(おうき) - 読者様に変換して頂くのは、=をつけた後に名前を書きます。 例えば私の場合主人公=サクラと設定しています。=の記号を忘れずに。 =の前には主人公や兄など登場人物の名称を書き、後に自由に好きな名前を書きます。 (2015年7月14日 21時) (レス) id: 86be40d260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜姫(おうき) | 作成日時：2015年4月19日 14時
