Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

第107話〜リナリーのイノセンスの説明〜 ページ26

数分後、室長室で…
コムイ「リナリーは寄生型ではないことがわかった、でもその前に…ちょっとそこ耳隠してくれるかな？真面目な話だから」
アレン「僕ら真面目に聞いてます」
アレン達の耳は婦長によってパンパンに腫れていた
〜リナリーのイノセンスの説明〜

コムイ「寄生型は人体とイノセンスが細胞レベルで結合した肉体を“対アクマ武器”に造り変える、つまりイノセンスによる人体改造が行われた者のことなんだ、たとえば…アレンくんの左腕やクロウリーの牙は発動していない時は人の体と同じ形態でいるが、その中身は人体とは別物の細胞組織で出来ている」

ソカロ「まわりくどく言うな室長、要するに化物になるってことだろ」

クラウド「貴様は言葉を選べんのかソカロ」

ミランダ「(気にしないでねアレンくん)」

アレン「(平気ですよ)」

コムイ「ユキトくんの狐神やクラウド元帥のラウ・シーミンは、動物等の人間ではないものが改造されて武器となる…狐神の場合はイノセンスが体に入り細胞が別物となってる」

リーバー「でもリナリーの足は検査したところそういった変化はみられませんでした、体内にイノセンスの反応もありません、ただこの足に残った“結晶”…これは元はリナリーの血液だったものですが今ではまったく別の金属組織に変わっているんです」

コムイ「ヘブラスカもイノセンスの反応はここからすると言っている」

第108話〜手とイノセンス〜→←第106話〜負傷者全9名！〜

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