Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜3

第105話〜例のあの人物〜 ページ24

リナリー「あ、元帥！」
？「久しぶりだなリナリー」
ラビ「誰さ？」
アレン「そういえば師匠と一緒にいましたね」
貴女「ん？ああ！あっあの！」
？「何だ？」
〜例のあの人物〜

貴女「もっもしかして…なんですけど…えーと……………リナリーの彼氏ですか…？(苦笑」

しーーん…

？「…へ？(ｶﾞｸｯ」

アレン「ええっ！？」

リナリー「ち、違うわよ姫美！私はただ知り合いでッ…」

貴女「プッwなーんてね…本当は…」

デイシャ「？」

ユキト「よう…久しぶりだな」

貴女/ユキト「兄さん/兄貴」

・・・

アレン/ラビ/リナリー/デイシャ「ええええっ！？」

神田「てめェら三兄妹だったな」

フユト「申し遅れたな…俺は姫美フユト…このガキ(ユキト)と無茶する妹の兄だ」

ラビ「！(もしかしてこれも異例さ！？兄妹そろってエクソシスト…何で…)」

アレン「コムイさんやリナリーが元帥って言ってますけど…貴方、元帥なんですか？」

フユト「あぁ」

貴女「兄さんッ…」

フユト「何だ？」

貴女「バカッ！」

ギュッ

貴女「心配したんだからッ！何で教団にいるなら何年も会えなかったのッ…何でッ…私やユキト兄さん、ずっと心配してたんだよッ」

神田「(そういえば…)」

『一番上の兄がいるの…でも、もう何年も会ってなくて…未だに生きてるかわかんないのッ…』

サクラが昔言っていた言葉を思い出す

神田「(コイツのことだったのか)」

ポスッとサクラの頭に手を置くフユト

フユト「…待っててくれて…ありがとな…」

貴女「！…おかえりっ…兄さんッ…」

ユキト「よく生きてたな…兄貴」

フユト「…ただいま…」

パサッとフードが取れる

そこにはとてもユキトと同じように美形な男の顔があった

貴女「！小さい頃の面影はあるけど、本当に美形になったね兄さん」

神田「(ﾁｸｯ(チッ…またかよ…)オイ、姫美」

三人「？」

神田「…妹の方だ…(汗」

貴女「ん？何？」

神田「モヤシと今から殺ってくるがてめェも来るか」

貴女「(字なんか変なんだけど…)うん、アレンは殺さないでね、闘うだけだよ？それなら私も見に行く！」

フユト「だがまだその体じゃ…！」

するとサクラはベッドの上に立ち、宙返りをして床に着地した

貴女「元気元気！さ、行くよ修練所に！」

サクラはドアに歩き出す

その顔はとても安心した顔をしていた

第106話〜負傷者全9名！〜→←第104話〜励ますことも〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す