Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第36話〜夢の続き〜 ページ4

一方サクラは…
貴女「灰色の鍵…うーん…何なんだろ…うーーん…そうだ！こういう時は………………………寝よう」
PM10:00 サクラ就寝
〜夢の続き〜

まただ…何なんだろう……今日は、夢の中だと自覚できたからもっと見渡してみよう…。

教団の柱…満月のようなリング…私…笑ってるかと思えば、泣いてる…。

貴女『ど…うして…皆…リナリー…アレン…ラビ…ユウ…皆ッ…！』

その時、笑い声が聴こえてきた…。

千年伯爵『ウフフ♪よくやりましタ♪我が輩のーーー！これデ終焉(ﾃﾞｽ)は始まル♪エクソシスト達ハ、ハートを破壊しましたカラもう戦えませン♪』

ーーーって何？聞こえない…よくやった？私がやったっていうの…？違う…私は終焉を導かせないように、千年伯爵を倒すエクソシスト…！ハートを破壊したって……誰かが適合者だったの！？誰かが…どこかで持ってたの！？

次々に浮かんでくる疑問…

貴女『違う…違う…！私はやってない！』

？『アア…ヤッテイナイ…オ前ハ』

！？誰ッ！？

千年伯爵『ッ！？何ト！？』

そこで私の意識は途切れ、デイシャのせいで現実に引き戻された。

貴女「ん…？」

デイシャ「よっ！起きたじゃん」

貴女「･･･ねぇデイシャ」

デイシャ「ん？ドゴッ！？((殴」

貴女「変態ッ！何ベッドによじ登ってんの！？起こすならドアの入り口でやってよ！(ま、ユウならいいけど……あれ？何でユウ何だろう…？)」

デイシャ「イテテテ…わ、悪かったじゃん……イテテ…」

貴女「さ、逝くよ」

デイシャ「おい、逝くって何処に！？何か怖ェじゃん！？」

貴女「あ、ごめん。わざとです」

デイシャ「・・・」

貴女「あ、神田〜！おはよー！」

神田「チッ…」

ティエドール「ところでサクラ…デイシャがお腹を抱えてるのは何でだい…(汗」

貴女「さぁ？笑ってるんでしょ？さ、行こ行こ！」

神田/マリ/ティエドール「(なかったことになってる…)」

三人はあの時、怒ったサクラの声をドア越しに聴いていたのだった。

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