Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第56話〜ティキの暴走〜 ページ24

リナリー「でもね、私がアレンくん達の考えてることがわかったのは私が…アレンくん達と今同じ立場だったら同じことを私もすると思うから…」
ホームにみんなで帰りたいもの…っとリナリーが言う。
〜ティキの暴走〜

貴女「私だって………(…ユウやクロウリーは……もしかしたら…)」

小さな希望を胸に… 私達はみんなで帰ろうと思った…。

もしかしたらだけど…生きてるかもしれないから…

ラビ「まだあったぞー！引き上げっから5人とも柄に掴まれーあっと！そうじゃねーや。リナリーとチャオジーはケガしてっからアレンとデイシャで二人を担いで上がれるか？」

アレン「しっかり掴まってて下さいね」

チャオジー「オレ重いっスよ！」

アレンはチャオジーを、デイシャはリナリーを担いだ。

そして全員を引き上げた…

貴女「急いで！この扉もいつ消えるかわからない！」

ラビ「！おいアレン！？」

アレンが降りようとしている

アレン「ティキ・ミックとレロを連れて来ます」

ラビ「はあっ？マジで言ってんのか」

アレン「ティキ・ミックはもうノアを失ったただの人間です、それにラビだって見てるでしょう、汽車で初めて会ったとき彼には人間の友達がいた、あの人達は何も知らずティキ・ミックの帰りを待ってるかもしれない」

ラビ「オレは別に構わない…っでも…ノアを助けたことが教団にバレたらお前は…」

チャオジー「“助ける”…？あの男を殺したんじゃなかったんスか…？」

チャオジーが言う。

チャオジー「オレらの思いを裏切るんスか？助けるならアンタは敵だ！奴らと同じ悪魔だ！」

貴女「チャオジー…」

ドンッ！

突然アレンがチャオジーを押した。するとアレンの下から何かが出てきた。

貴女「！？アレン！」

アレンが引きずり下ろされた。

デイシャ「何なんじゃん今の！？」

貴女「ティキのノアが暴走してる…」

ラビ「何だって！？」

下でティキ達が戦い始め、ラビが下りていった。

貴女「デイシャ、リナリー達を守ってて」

デイシャ「姫美！？」

サクラも下りた。

貴女「イノセンス…第二解放！二刀舞 神雷雷舞(ｼﾝﾗｲﾗｲﾌﾞ)」

サクラは第二解放を利用して、雷を二回分だした。

しかしティキはその攻撃を跳ね返した

ティキ「エ…グゾ…ジズト…」

貴女「キャアアアッ！」

ラビ「姫美！」

サクラは床に叩き付けられた

貴女「ぐっ…」

第57話〜また戦闘〜→←第55話〜さすが〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す