Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第55話〜さすが〜 ページ23

ラビは鉄槌を床につきつけた
ラビ「この落とし前はキッチリつけさせてもらう！火加減無しだ！火伴！」
〜さすが〜

レロ「キャーロートたまが飲まれたレロ！」

ロード「ティッキーの体焼けないようにしてて」

ラビは自分に攻撃した

貴女「死なせない！神氷舞(ｼﾝﾋｮｳﾌﾞ)！」

ラビの火が氷っていった

貴女「アレン！ラビを早く！デイシャは大丈夫！？」

デイシャ「な、なんとかじゃん」

ロードが降ってきた

レロ「ロートたま！」

リナリー達を閉じ込めていた結解がなくなった

パキッと音をたてて中からアレンとラビが出てきた

アレン「ゲホッお”えっげぇッ」

ラビ「ぐあ〜息吸うの痛ぇ〜」

貴女「どう？氷の中は(黒」

ラビ「なんか黒いさ！？姫美？」

パシ！

ラビ「ッ！」

貴女「バカ！いくら私の目のイノセンスが予知能力あってもこれはわかんなかった！ﾋｯｸ」

パシ！の音はサクラがラビの頬を叩いた音だ

リナリー「ラビが姫美を泣かした」

あはっはは

突然笑い声が聞こえた…ロードだ

ロード「キャハハ！あはは！…アァ…レン…」

ロードは砂になって消えた

レロ「ロートたま！」

ラビ「ボソっとアレンって聞こえんかった？どんだけ好きなんアレンお前マジあの子に何したんさ」

アレン「何もしてません変なコト言わないで下さい」

アレンがラビのお腹を殴る

貴女「そういえば宿でもデイシャの腹蹴ったね」

デイシャ「あれ痛かったじゃん」

リナリー「ロード消えたけど、この塔の上にある出口の扉はロードの能力なのよね？」

全員−リナリー/貴女「あ”あ”ーっ！」

アレン「ラビ！伸です！」

デイシャ「つかこの有り様で扉があったとしても無事なんかじゃん？」

リナリー「ラビのイノセンスってホント危険だわ」

ラビが伸で登る

リナリー/デイシャ「アレンくん/姫美」

リナリー/デイシャ「扉があっても自分だけ入らない気でいる/じゃん？」

アレン/貴女「さすが」

リナリーはアレンを殴り、デイシャはサクラの頭を叩く

リナリー/デイシャ「“さすが”じゃない/ねェじゃん！」

アレン「神田とクロウリーがどこかで足止めくってるかもしれません、師匠のことも気になりますし」

貴女「方舟が崩壊する前に二人を探しに戻るわ」

アレン「リナリー達は先に外へ…この中で僕と姫美が一番まだ動ける」

姫美「辛いこと言ってるのはわかってる」

リナリー「アレンくん達はいつもそうやって笑うっ人がどんな気持ちになってるかわかってて笑うんだから」

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