Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第52話〜セル・ロロン〜 ページ20

貴女「ねぇティキ、そのティキの隣にいるトランプの奴何？」
ティキ「セル・ロロンっつー奴で、この牢の中に彫られている名前あるだろ？そいつを殺してこいつがモップで消していくんだ」
セル・ロロン「生〜きてた〜」
〜セル・ロロン〜

貴女「ジョーカーみたい…」

ティキ「それより座れよエクソシスト…恐ろしいのか？」

ティキの挑発にアレンはイラっとし、席についた。

ティキ「さて、やっとゆっくり話せるようになったな少年…そんな顔すんなってー罠なんか仕掛けてねェよ、イカサマはしないって言ったろ？」

貴女「あ、コイツちょーーっとだけ、可愛いかも」

セル・ロロン「生〜きてた〜」

全員−貴女/ロード「(何処がだッ…！？)」

貴女「ちょってだけって…んなリナリーとかの可愛いと違うから」

セル・ロロン「アレ〜ン・ウォ〜〜カァ〜〜」

アレン「(汗(そんな風に呼ばれると…なんか…怖いな)」

ロード「大丈夫だよぉアレン♪出口の扉はこの塔の最上階にちゃんと用意してあるから」

貴女「(あれ、ここが最上階じゃないの……？)」

誤解していたサクラ…

アレン「………ちゃんと外に通じていればいいんですが」

ロード「ふふ♪」

セル・ロロン「こいつ〜生きてた〜」

貴女「黙ってロロロン」

ティキ「おい、“ロ”が一つ多いぞ」

貴女「ニックネーム」

ティキ「んなもんにつけてどーすんだよ(汗」

アレン「なんか、姫美ノアと仲良くありませんか……？」

ロード「最初は警戒してたけど、多分アレンたちが来たから安心したんだと思うよぉ」

アレン「…そうですか…」

セル・ロロン「こすっても〜こすっても〜消えなかった〜生〜きてた〜」

貴女「なんか歌い出した…」

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