Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第46話〜崩壊〜 ページ14

神田「誰がさせるかよッ！」
貴女「(これって皆を巻き込むことになる…私のせいで…ッ)」
アレン「大丈夫ですよ、姫美…僕達がそうさせません」
貴女「アレン…」
ラビ「そうさぁ！」
貴女「ラビ…」
リナリー「そうよ、皆で帰りましょう！」
貴女「リナリー…」
〜崩壊〜

レロ「サクラタマ！こんな奴に惑わされちゃだめレロ！」

貴女「レロ…だっけ？私のこと嫌いじやないの？エクソシストなのに…」

レロ「サクラタマはノアの姫レロよ！」

貴女「あ、レロ、姫美って呼んでくれる？」

レロ「あ、はいレロ…」

アレン「サクラって姫美のことですか？」

貴女「アレン、姫美って呼んで。これは相手が呼んでるだけ」

リナリー「そうなの？伯爵も呼んでたけど…？」

貴女「うん」

神田/デイシャ「(汗」

貴女「わっこっちにも崩壊が！逃げましょ！」

全員「わああっ！？/チッ！」

貴女「出口は何処なんだろうッ…」

ティキ「あるよ出口だけならね、少年」

アレン/ラビ/クロウリー「あ！ビン底/メガネ！」

ティキ「え、そんな名前」

貴女「あ、これ白の時のティキだよ」

アレン「！？ティキ…！？それって」

ティキ「どうして生きてた…のッ！千年公やチビ共に散々言われたじゃねェかよ〜」

アレン「ッ〜…(痛い…)」

ティキ「出口欲しいんだろ？やってもいいぜ？この方舟に出口はもうねェんだけどロードの能力なら作れちゃうんだよな出口」

すると地面からロードの扉が現れた

レロ「ロートたまの扉！？」

ティキ「うちのロードはノアで唯一方舟を使わず移動空間ができる能力者でね…ど？あの汽車の続き、こっちは“ 出口”お前らは“命”を賭けて勝負しね？今度はイカサマ無しだ、少年」

するとティキの上にあった建物が崩れティキは建物の下敷きになった

ティキ「エクソシスト狩りはさ…楽しいんだよね」

ティキは神田に鍵を投げる

ティキ「崩れる前に出口に辿り着けたらお前らの勝ちだ」

アレン「ノアは不死だと聞いてますよ、どこがイカサマ無しですか」

ティキ「あははは！っと失礼…なんでそんなことになってんのか知らねぇけどオレらも人間だよ？少年。死なねぇようにみえんのはお前らが弱いからだよ！」

貴女「きゃあっ！」

ティキ「貰うよ」

神田「姫美！」

ティキとサクラ、他エクソシストの間の床が崩壊によって盛り上がり、離れ離れになった。

神田「姫美ッ！」

貴女「神田〜ッ！」

第47話〜着替え〜→←第45話〜伯爵の話〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す