Dグレ 神田ユウ〜恋愛小説〜２

第44話〜橋の下で〜 ページ12

橋の下にはティエドール部隊、クロス部隊がいた。
アレン「えっと…貴方は？」
デイシャ「デイシャ・バリー」
貴女「うちの部隊の一人だよ、まぁじゃんじゃん男って呼んであげて」
デイシャ「オイ変なこと言うなじゃん！？」
貴女「ほら、じゃん言ってる」
〜橋の下で〜

ティエドール「改造アクマ、生成工場、ノアの方舟ねェ…私が日本に来たのは適合者の探索任務の為なんだよ。あの男に協力する気はサラサラ無いんだ。自分以外の人間は道具としか思ってないというかさ。護衛のキミ達はマリアンと改造アクマの立てた筋書きの囮に使われたんだよ？どう見てもね、わかってる？」

ブックマン「はい、警告を受けた上で来ましたので予想はしておりました」

ティエドール「ん〜…今この世に存在するエクソシストは教団にいるヘブラスカにソカロとクラウド、マリアン、そしてここにいるたった11人しかいなくなってしまったんだよ。ならば今は千年伯爵と戦う時じゃないし、キミ達はそれまで生き存(ながら)えるのも使徒としての使命だと私は考える、クロス部隊は即時戦線を離脱すべきじゃないかな…」

リナリー「ん…？」

アレン「リナリー」

リナリー「アレン…くん…？」

アレン「はい、すみません…すみませんでしたリナリー」

リナリー「どうして謝るの？スーマンのことならアレンくんは救ってくれた…無惨に殺されただけじゃないよ…おかえりなさいアレンくん」

アレン「！ただいま…リナリー」

ギシッ！ピシッ！

貴女/リナリー「きゃあ！？」

アレン/神田「リナリー/姫美！？」

アレン「リナリー！」

神田「姫美！」

リナリーが落ちた穴にはアレン、ラビ、クロウリー

サクラが落ちた穴には、神田、チャオジー、デイシャが入った

ティエドール「狙いはリーと姫美だ！とめろ！」

バシュッ！シュー…

マリ「消えた！？」

穴が消えた

マオサ「チャオジーがいない！」

マリ「ラビ…クロウリー…神田、デイシャも」

キエ「空から変なものが！」

ティエドール「神よ…こんなことが……」

ティエドールは驚いた顔をした

空には不思議な形をしたものが…

ブックマン「×××」

ミランダ「(ブックマン…何か言ってる…？どこの国の言葉…？)」

ブックマン「ノアの方舟出現…7人のエクソシストの行方はおそらく…」

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