【うたプリ】あの藍ちゃんが幼くなったようです【美風藍】

あの日 〜あいside〜 ページ8

〜あいside〜

1週間ほど前急に博士から電話がかかってきて、暫く仕事を休んで家に来いと言われた。

丁度いい事にこれから暫く仕事が入ってなかったからOKした。

殆どない事で凄く運がよかったよ。

今日もどうせ暇だからとかそんな感じだろうと思ってた。

だからそう深くは考えてなかったんだ。

でも、こんな事になるとはね…


________________

博士の家に着いた。

「藍久しぶりだね、調子はどう？」

調子はどうなんて聞かなくてもわかってるのに、何故聞くの。

だから無言で博士を見つめた。


「ふっ、相変わらずだね？まぁ、調子は良さそうだし取り敢えず座ろっか。」


博士は柔らかな笑顔でそう言い、僕をソファーに進めた。

ソファーに座ると、

「仕事の方は大丈夫なの？」

博士がそう聞いてきた。


『うん、久しぶりの連休だよ。だからさっさと用事終わらせてよね。』

.
.
.

暫く仕事の事など聞いてきて、その質問に答えるというくり返しをしていた。

何故急に聞いてきたのかが不思議で仕方がなかった。


「藍、感情がまた増えたね？よかった、、」


博士の得意な柔らかな笑顔でそう言ってくれたんだ。


『まだよく分からないけど、皆んなと居るとちょっと穏やかな気持ちになれるんだ。』


そう感じたのは最近だった。


「そっかー、本当によかった。」


また笑顔になった。

いつもみんなの前ではしないような笑顔を。

……

話しがひとまず終わり、部屋を見渡してみた。

すると、ちょっと違和感を感じた。

前来た時にはなかった道具や小物が増えているんだよ。

博士は普段ゆるいけどこういう所は真面目で、大事な物はきちんとしまってるはずなんだ。

それなのに結構の量がある。


そう、その道具たちは

何かのために準備されているようだった______


どうやら当たってたみたいだね。


『ねぇ、博士何をs…
「藍、ちょっと眠っててね。」

そう言いながら、博士の少し悲しそうな顔を見たのを最後に僕の意識は途切れた__________

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