呪いのプリクラ３

1 戦闘能力 ページ1

A「…え？ピエロさん？
私はピエロでしょ！？
元からピエロだったんでしょ？」


ピエロ「えっ？あっ、うん」









妙な顔のピエロさんは、
私に無理な笑顔を作ってみせた。









A「…だから、
私記憶なんかなくしてませんよ！
そんな心配しなくても大丈夫です！
それよりターゲットと一度で良いから
話がしたいんですっ！お願いしますっ！」









私は自分の胸の前で
手を合わせて頼みこんだ。









ピエロ「…うーん。
じゃあ、誰にも内緒にしてよ。
これは皇子との契約を
破ることになるから。
あの人、遊び人だけど、
怒ると超怖いから。うん。
これ、俺との約束ね？」









ピエロさんは、
ウインクをして私に向き直った。









A「はい！約束します！
ありがとうございます！
…それより…今…
ターゲットってどこにいるんですか？」



ピエロ「ん？今回のターゲットとは、
ファミレスで待ち合わせしてるー。」←









私は、ピエロさんの
とんでもない発言に顔を覗き込んだ。









ピエロ「なんで！？って思ってるでしょ。
それはねぇー？
俺らの戦闘能力が超弱いからだよ」←



A「…だからって、
なんでファミレスなんですか！？」



ピエロ「実はAにね、
見せたいモノがあるから」









私がよくわからない様な顔をすると、
ピエロさんは口元を緩めて笑った。

2 new.作者より(｀・∀・´)→

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