【おそ松さん】難病少女とお医者様【医者松】

ゴリラ先生と猫先生 ページ8

「ッうちの診察室には来んなって何回言ったらわかんなだよッッ!?!?!?!?

クソ松ッ!!!!!!!!!!!!!!」




ブンッ!!!!!!!




白衣の先生の回し蹴りがカラ松先生の顔面にクリーンヒットｗ


うひゃー。いい音…


「何するんだ、一松！

危ないだろう!?」

恐る恐るカラ松先生の方を見ると、彼は平然した顔で白衣の先生の足を片手でガードしていた。

え、まさか、ノーダメージ？

ゴリラかよ……っ！

「テメェがウチに来る途中で患者引っ掛けてくるせいで、こっちは老眼患者が大量にくんだよ！」

「いや、今回はいつもとは…」

「うっせぇ!!!!!!!

さっさと帰れクソ松!!!!!!!」







「すみません、貴方が"一松先生"ですか？」





彼が、松野家四男にして、この病院の眼科の医者。

「…………そうだけど？」

ニッと黒い笑みを浮かべ、私を見る彼。

ていうか、どこが猫松？

白衣に猫の毛がついてるし…ということは、猫好きだから？

そんな安易なわけないか。

「へぇー…あんたが宮本A？」

「そうです、けど………」

あ、獣っぽい匂いがする……。

本能的に落ち着くというか、なんというか。

「きて」

くるりと踵を返し、歩き出す一松先生。

私は慌てて後について行こうとする。

「その器具、クソ松兄さんは後でチョロ松先生のところに持って行っけよ」

やれやれ、とでも言うように、カラ松先生は足元の器具を拾った。

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