七十八松目 「ストレスの爆発」 ページ40
『あ"ぁ！！？』
気持ち悪さとイライラが同時に出てしまって、女の子と思えないような声が腹から出てきた。
「お前さぁ、なんで一言も言わないで外出てっちゃうわけ？おまけにケータイまでほったらかしてその態度って...」
聞き覚えのある声なんて気にもせず、
いちいちうっせぇなぁ、なんて思いながら振り向くとそこにいたのは、般若のような顔をした六つ子が立っていた。
『あっやべ』
とっさに口をふさぐも出てきてしまったものは仕方がない。
「すみません、うちの連れがご迷惑をおかけしました....」
『はぁ！？迷惑かけられてんのはどっｔ「A」.........はい』
チョロ松が男に謝るも、私の反抗にカラ松が低い声で私の名前を呼ぶ。
そうですね、今回は勝手に店から出てきた挙句知らない男にホイホイついて行った私が悪うございました誠に申し訳ございませんでした。
「あれれ、この子君達の連れなの？こんな可愛い子なんだから目を離しちゃダメじゃん。
こーゆー風に他の男に取られちゃうかもしれないのに。」
そう言ってもう一度私をグイッと抱きよせる。
『ッ！？』
ぞわっと背中に寒気が走る
こいつまた...！
「...........ねぇ、それ俺らの連れって言ったよね？
喧嘩売ってんの？」
おそ松がそう言った途端に周りの空気が強張り始めた。
たまに出るおそ松の殺気は喧嘩慣れしてる私でも冷や汗をかいてしまう。
「っ.....おい、行こうぜ」
「は？お前逃げんの？」
一人の男がその殺気に慌て後ずさりをするが、もう一人の男は強気だ。
その後も男二人はぐちぐちとこの先のことを話し出す。
あぁあああぁもおぉぉ、ごちゃごちゃごちゃごちゃうっせぇな！！！！
『そろそろ離せっつってんだよ！！！！！』
私はついにストレスメーターがマックスになり、しびれを切らして手に持っていた松葉杖を後ろの相手の腹めがけてぶっ刺した。
そして、油断していた相手はみぞおちにクリーンヒット。
「ぐふっ...！！？」
ドンッと尻もちをつくその男に、私はもう一度腹をめがけて松葉杖をつきつける。
『どうしたんだよ？お前ら私をどうにかしたいんじゃなかったのか？
それともなに、お前私に甚振られたいのか？あ"？』
私はぐりぐりと相手のみぞおちに杖を食い込ませた。
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春の黒猫(プロフ) - なめこ豆腐味噌汁さん» コメントありがとうございます＾＾応援してくださって作者は感謝感激です！これからもよろしくお願いしますね＾＾ (2018年3月18日 2時) (
レス) id: 94c170d235 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ豆腐味噌汁(プロフ) - 更新待ってました(´∀`)この作品ほんと好きです!!!!!!!!!愛してます!!!!!!!!!なので更新頑張って下さい!!!!!!!!!ほんとに!!!!!!!!!応援してます!!!!!!!!! (2018年3月4日 15時) (レス) id: c4290caa64 (このIDを非表示/違反報告)
春の黒猫(プロフ) - 和蘭芹さん» コメントありがとうございます！長い間更新できていなくてすみません...ただ今作成中ですので少々お待ち下さいませ！ (2018年3月3日 15時) (レス) id: 94c170d235 (このIDを非表示/違反報告)
和蘭芹 - めっっっちゃ良いところで切られたので雄叫びあげました(てか何ですかコレ…！文才アリアリのアリですよ！！更新ずっっと待ってます！！応援してますううううん”ん”ん”ん” (2018年2月22日 23時) (レス) id: 0bd5b50639 (このIDを非表示/違反報告)
春の黒猫(プロフ) - なめこ豆腐味噌汁さん» コメントありがとうございます(^^) まさか更新をずっと待ってくださっていた方がいるとは…泣 更新もぼちぼち頑張ります( ´ ▽ ` )ﾉ (2018年1月15日 0時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はりゅりゅ | 作成日時：2016年6月5日 1時
