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智said
智父 「....今までお前の好きなようにさせてきた。会社のことなんて社員のことなんてお前にとっちゃ知ったこっちゃないかもしれない。けどな、俺の息子に生まれたからにはこれも運命だ。受け入れろ」
智 「嫌だ」
智父 「はぁ…じゃあ、仕方ない。制作活動も教員もやめてうちの会社で働きなさい。お前の頑張りでSNMとの契約が切れることになっても経営が傾かないと認めさせてみなさい。実績で」
智 「え？」
智父 「絵を捨てて会社を選べるのか。と聞いているんだ」
親父は多分俺が『絵』を選ぶと思ってる
Aよりも。
だけど、俺の答えは決まってて
考えるまでもなかった
智 「やってやんよ。....会社の仕事。俺が証明して見せる。認めさせてやる、絶対」
俺が会社に入ることを選んだことに
珍しく表情変えて、驚いたみたいだったけど
そのくらい、俺は本気。
絵は仕事の合間に描けばいい
今より制作時間はがっつり減るけど
意地でも時間作ってやる
時間はいくらでも作れるけど、
Aは？
Aの代わりは世界のどこにもいなくて
Aより愛おしいと思える人と出会えるとも思えなくて
考えるまでもなく
親父を認めさせることができたら
Aんとこに胸張って行けんなら、親父のもとで働くことを選ぶ
智父 「....実家から出勤すること。今の職場には私から言っておこう。会社の者を手配するから荷物を取りに行く必要もない。....明日から出勤するように。」
智 「…」
返事しないで社長室から出る
会社のエントランスに出るともう夜11時を過ぎていて
人なんて全くいなかった
そんな中見つけたさなみの姿
ガバっと抱き着いてくるさなみ
さなみ 「…お義父様から聞いたよ？会社に入るって…ねぇ、私だったら智がしたいこと好きなだけさせてあげられる。今ね、前から持ってたプロジェクトが軌道に乗ってね。うちの両親もようやく私のこと認めてくれてて、すっごく調子がいいの！だかた…」
智 「ごめんっ」
さなみを俺の体から離す
智 「もう、A以外愛せないんだ…」
俯いて何も言わないさなみを置いて外に出る
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のん(プロフ) - けいこさん» コメントありがとうございます！のんびり更新ですが期待にそえるように頑張ります!!ぜひぜひお楽しみに...(´ｰ｀) (2019年11月20日 21時) (
レス) id: 205ea647f6 (このIDを非表示/違反報告)
けいこ(プロフ) - やだー幸せそうな2人が！続きが楽しみのようなこわいような‥でもワクワクです (2019年11月20日 19時) (レス) id: e17129d56c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2019年9月26日 13時
