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とある思い出との邂逅 ページ24
その古書堂へたどり着くには、随分と時間を要した。
彼女が探偵社に来たときにはすれ違い。
社員とお茶をしていると聞いてそこへ向かえば、既に店を出た後。
私が向かった事件現場に限って居合わせることもない。
地図を頼りに歩いてもいつも道に迷う。
挙句の果て、誰かについていけば途中ではぐれる始末。
まるで、店自体が、彼女自身が、私のことを拒んでいるかのようだった。
それでも私は、その店へ行かなければならない気がして、幾度となく足を運んだ。
彼女が探偵社員と関わり始めて数週間たったある日、私は、ようやくその看板を見つけることができた。
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作者名:あき | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fallHP/
作成日時:2020年11月30日 15時