過去の話 (名前)との出会い2 ページ7
「やめて!」
男の手が少年の胸の所で止まった
イヴァンの頬から一筋の赤い血が流れた
『何だ小娘、お前には関係の無いことだ。』
声の聞こえる方を見るとすごく長い銀色の髪をした少女がいた
『A・・ちゃん・・・』
「イウ゛ァンさん・・・・・・彼が何をしたっていうんですか!」
『こいつは、自分の奉納するはずの髪を売って生活費にしていたんだ。』
「・・・本当なんですか。」
『・・・・うん』
「彼を離してあげてください。」
すると、男はニヨニヨしながら少女を見回した
『じゃあお前に罪を償ってもらうぞ!』
その男はギラギラとハサミを振りかざして言った
「どうぞ。私はそれを望みます。」
『A!それは僕の問題なんだ!君が関わる話しじゃ無い。すぐに逃げて!!』
Aは少年を見て言った
「ちょうど髪を切りたかった所だったんです。」(ニコッ
その言葉を聞いたとき、少年は頭の中が真っ白になった
そして、目の前にいる男に言った
「彼の髪の代わりに私のを切りなさい!長さは・・・・・・彼の髪の長さまで切りなさい!それで良いでしょう!!」
『あぁ、そちらの方が良い』
そう言って男は少女の髪を切りはじめた
ジョキッジョキッ
目の前には銀色の山が出来ていく
『・・・・・』
少年の目からはキラキラと光る何かが流れた
男は仕事が終わり気が済んだのか、手を止めた
『じゃあな』
ザクッザクッザクッ・・・・・・
ドサッ
男が見えなくなると少女は膝から崩れ倒れた
『A!!』
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風花(プロフ) - はい、からしです。やっとこさ来ました!ユザ名には特に深い理由は無いww←今後もどうぞよしなに!あ、小説面白かったぜ!^^ (2011年11月26日 1時) (レス) id: 286e34cc86 (このIDを非表示/違反報告)
キウイ(プロフ) - ねこうさぎさんありがとうございます。頑張って更新していきます。 (2011年10月19日 0時) (レス) id: 15e762e137 (このIDを非表示/違反報告)
グレード連邦(プロフ) - アンケートを募集しています。 (2011年9月13日 22時) (レス) id: 7d91565938 (このIDを非表示/違反報告)
グレード連邦(プロフ) - 題名は、無理みたいですね。今度から気をつけます。 (2011年9月2日 19時) (レス) id: 7d91565938 (このIDを非表示/違反報告)
からし - 今思ったんだが……主人公の名前ってかいてあるやつ主人公の名前として反映されてないような…… (2011年9月1日 15時) (レス) id: 2111c479d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キウイ | 作者ホームページ:http://dokusyozukirikabu.blog136.fc2.com/
作成日時:2011年8月28日 0時