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story.99 ページ13

Aside






エンマ「’’閻魔’’に嘘は通じないぞ。」




彼の黄色の瞳にとらわれてしまいしまい、大きくため息をついた




不思議とこの目の時のエンマ君からは逃げられないのよね。




A「分かったわ、じゃあそこのベンチで話しましょう。」




私がそう言えば、彼はそうだなっ!と笑って私の手を引く




エンマ君の手…、大きいな。



この手はすごく温かくて安心する。




なんだか、懐かしいの。




私達は近くのベンチに腰掛ける




A「あの…今日の事件は妖怪が絡んでいたんじゃないの?」




エンマ「ああ。今回の案件は、死ぬ間際に恨みや未練などを持って生涯を終えた者。死してなお、新しい命と結ばれるのを拒み、怨霊としてこの世を彷徨う。

つまり地縛霊みたいなものが原因ってとこだな。」





A「地縛霊…。」




私がそう口にすれば、エンマ君がこちらを見て微笑んだ





エンマ「こんな話聞いてて怖くないか?」




彼は眉を下げて笑いながら、私の頭を撫でた




A「平気よ!それに私から聞いたんだから…。うん、大丈夫。」




私は慌てて否定すると、彼はそうか。と言って私の頭から手を離す




エンマ「話がそれてしまったな。で、そういったものも含めて、事件が起こる前に魂を回収を行う者が存在する。それがさっきの魂案内人、デーモンオクレだ。

怨念や未練を持った魂は、自分の終えた人生を不服を抱くものがほとんどだ。

先ほどの兄妹もそれに当てはまる。一度回収したはずの彼らの魂が暴れて、逃げ出した。すぐにオクレがそのことを昨日俺に報告をしてきたんだ。

しかし、ちょうどその時は別の案件があってすぐには動くことができなかった。言い訳に過ぎないが、その、来るのが遅くなって悪かった。」




エンマ君はそう言って私に頭を下げる





A「そんなっ…謝らないで、エンマ君。あなたは何も悪いことしてないじゃない。

今こうしてエンマ君は私達を助けに来てくれた。ナツメ達も言ってたけど、今回の事件は私達だけじゃ何一つ解決できなかったと思う。

エンマ君とカイラさんが来てくれたから、また一人、二人と救えたわ。

だから、本当にありがとう…エンマ君。」






私はそう言って彼の手を握った

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桜柚季(プロフ) - 応援のコメントありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです。頑張ります!今更ですが、MerryX'masです。 (12月28日 21時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - とても面白いです。これからも頑張ってください。応援してます!更新待ってます!! (12月24日 20時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜柚季 | 作成日時:2019年11月14日 7時

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