宇宙一幸せな俺と ２

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ar side




『大ちゃん、これどうかな』




「似合ってる似合ってる！！」

『大ちゃんはこれとか似合うよ！』



「お、ありがと」




正直山田は何着ても似合うんだよ



周りの視線が山田に向けられる






「山田、行こ」


『ええぇ、俺まだ服買いたい〜』



「いいよまた来よ、」



『う、うん…』





店を出ると昼を過ぎたからか人が多くなってた






山田がついてきてる心配で後ろを見る









いない







「山田！？」



『大ちゃん！！ここ！！！』




「どこ行ってんだよ…」



『だ、だって…この帽子可愛かったから』



「ごめん、でも離れないようについてこい」









俺はバッと山田の手を取った




『大ちゃん…！？』

「ほら、迷子になんなよ」




周りの視線なんてどうでもいい









山田がいなくなるのが怖いんだ、









ずんずんと人混みを山田の手を引いて歩いていく









人混みの少ない所まで来た





座れる場所があった







「座ろっか、ごめん疲れたよな」









山田の顔を見ると真っ赤だった


「山田…？？？」







『手……恥ずかしかった…』




「…あぁごめんごめん！！」



『お、おれトイレ行ってくる！！』


「お、おう…」









恥ずかしがる山田が見たかったのか…




恥ずかしがる山田を見せびらかしたかったのか…









あいつは俺のものだって、









･



周りの店を見ると、山田の好きそうな

オシャレなお店があった









中に入ると


赤色のマフラーが


目に止まった









俺はすぐに手に取りレジに持っていった。









あいつへの



クリスマスプレゼント

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