英国での初めての友人 ページ14
結果として、Aはハーマイオニーの魔法界に足を踏み入れてからの初めての友人になったし、ハーマイオニーはAがイギリスにやってきて初めてできた友人になった。
「それじゃあ、ハーマイオニーちゃん。私は向こうのほうでホテル取ってあるから、今日はここでお別れだね。ホグワーツでもよろしくね」
「えぇ！ 同じ寮になれるといいわね！」
この頃には、ハーマイオニーはAのことをミステリアスで大人の感性を持ち合わせている素晴らしい女性だとすっかり信じ込んでいた。
本来のAがただの厄介オタクで、マキマに成り代わりたいという馬鹿げた理由でホグワーツに来たことも知らずに。
お互い手を振りながらハーマイオニーは両親と、Aは一人で歩き出す。
多分一緒の寮にはなれないかな。
Aはホテルへ向かいながらぼんやりと考えた。
何せAが成り代わろうとしているマキマは、彼女の解釈だとスリザリン寮がぴったりだし、スリザリンに組分けされたAと思考回路が大体同じだとよく言われる娘であるAもスリザリンなはずだ。
ひとまずはマキマらしく演じ切ることができて満足したAは、スーツ姿から私服に着替えてロンドンを観光することにした。
↓以下、作者の蛇足
このシリーズ、キャプションにも書いてある通り、ハリポタの各巻ごとに書きたいところだけを、既に支部の方であらかた下書きができているのです。
ですので、ものすごく更新に頻度の差が生まれます。
取り敢えずは賢者の石編は、組分け帽子の所までは更新頻度が高くなります。
他の巻の内容を書く際もそんな感じで所々更新頻度が上がったり、下がったりしますので、ご了承の程よろしくお願い致します。
あと、私個人のプロフィール欄(？)の箇所に、参考程度に各シリーズの更新予定を記しておきますので、気になる方がいらっしゃいましたら是非(ただしあくまで予定なので、大幅に更新が遅れる可能性もあります)。
コンパートメント探し→←ハーマイオニーから見た、彼女の第一印象
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息抜き(プロフ) - 真昼さん» コメント有難う御座います！ 良いですよねぇ、ハリポタとチェンソーマン。 (2023年1月12日 22時) (
レス) id: aff75be4a1 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 好きな物語がクロスオーバーされていて、嬉しかったです！ (2023年1月12日 17時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：息抜き | 作成日時：2022年12月17日 17時
