検索窓
今日:6 hit、昨日:26 hit、合計:18,324 hit

45話なのだよ[くの字] ページ46

「誠凛(黒)、メンバーチェンジです」

A「バカガミ!」

火神「えっ、おれ?!」

なんで俺が?!

なんて戸惑うバカガミをキャプテンが行けと急かす。


ラインの手前で待つボクの元へ来たバカガミは

口をへの字に曲げて下を向いている。

A「ハァ…」


ボクは思いっきり右腕を後ろに引いて、

そして思っくそ勢いをつけてバカガミの腹を目掛けてうった。

火神「ブッフォッ」


受け身を取れなかったバカガミは、

ワナワナと震えながら

さっきまで頭にやっていた手を腹に持ってきてそこを押さえて腰をくの字に曲げる。

火神「あっおまっ…何すんだ…
思いっきり鳩尾に入っただろうが…」

A「おーおー入れ入れ!
そんでそのまま入り込んで横隔膜突き破ってしまえ!」

火神「てめっ」

キッと苦痛に歪めた顔でこちらを睨んでくる。

そんなバカガミのガン飛ばしを無視して

ボクはソイツの横を通り過ぎていく


A「エースがいつまでも下なんか向いてんじゃねえよ。バカが」


通り過ぎざま、

お腹にあててる手の甲に、自分の手の甲をノックするように叩き

そんな捨て台詞を吐いてみたりしながら…






この後は木吉先輩を軸に、陽泉の絶対防御破りの為の策を講じてく作戦だ。

けどその前に、

敵陣へ攻め入ろうと体制を整える先輩達に声をかける

A「すみません、数分だけボクに時間を下さい。
お願いします」

日向「…ああ、分かった。
あと、氷室のマークは任せたぞ」

A「はい。ありがとうございます」



直様、伊月先輩からボールが送られてくる。





パッ



A「フゥ…」

そのボールをゴールネットの中へと放り、

脱力するように挙げていた両手をダランと一息とともに降ろす。



「「「おおおおおおーー!!」」」

そしてワンテンポ程遅れて客席が湧き上がる。

46話なのだよ[クイックシュート]→←44話なのだよ[氷室]



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
設定タグ: , 黒子のバスケ , 緑間
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年8月30日 18時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
三井 聖夢(プロフ) - オリジナルフラグを外した方が良いですよ (2015年4月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 6973885afd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/nomura  
作成日時:2015年4月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。